2017.12.29 Friday
2017.12.22 Friday
ご相談は間取りから?
建築会社に新築の相談をするとき、やっぱり最初は間取りの話になりますよね。
でも、この風習ってとってもハウスメーカー的。
ハウスメーカーの多くは、建築に使える材料を超限定しているので、間取り→金額→即契約。
とにかく打合せ回数を減らして、営業さんもコーディネーター(あえて設計の方とは言いません。)の手間を減らして、
とにかく効率的にこなして、「ハイ次っ!!」
自由設計といいながら、本当は自由っぽく見せられている事も多いんです。
プランも使い回しのものから打ち合わせを始めたり。選べるものも、極端に限定されていたり。
私も昔、某ハウスメーカーにいた時、「こんなに種類があります!」って5〜6種類のことを言わされたっけな・・・
それ以外を選ぼうとした時のオプション金額に驚いたこと・・・
で、本来の自由設計の話。
自由設計だから、何をスタートの起点にしてもOKなんです。
例えば、北欧雑貨が好きな方が、「こんな小物を持っているのでそれに合った家がいい。」とか、
家具が好きで、その家具のイメージから色合いや建具のイメージを膨らませたり。
最近の壁紙はとっても素敵なものがたくさんあるので、まずは見てもらって好みの色あわせを教えてもらうことから始めたり。
家族がこれから何十年と暮らす住まいのこと。
間取りも、断熱も、キッチンの仕様も大事だけれど、一番大事なのは、建てる会社と価値観が合う事。
だから、住まう方の好き嫌いや、暮らし方が家づくりには、とっても大事なんです。
あれがスキ、これがスキ、それを沢山教えてもらえれば、もらえるほど、自由設計は素敵な建物になります。
そこに時間をかけてこそ、平面上の図面ではなく、家族の暮らす住まいに近づいて行きます。
壁紙から、家具から、インテリアからのご相談オッケーです。
住まい手のための家づくりをしている建築会社なら、快く答えてくれますよ。
hiro suzuki
2017.12.12 Tuesday
12月23日(土)24日(日)Tシャツの家。完成見学会を開催いたします!
早いもので、年の瀬も迫ってまいりました。
皆さんがお忙しい時期に、
Tシャツの家。完成見学会開催です!!
「中庭とロフトのある暮らし」をテーマに、
建築関係にお勤めのご夫婦が、弊社の建物性能と大工の腕を認めて任せてくれたご自宅。
施主様自身のDo it your self(DIY).とのコラボレーションが作り出した、唯一無二の住まいです。
30代のご夫婦と子供3人の5人暮らし。
道路からの目線をはずすためのプライバシー空間。
家の中はお子さんたちが自由に駆け回れる工夫や、
ロフト、吹抜け、斜め天井と、楽しい空間になっています。
もちろん、真冬もあったか仕様。
是非、体感しに来てくださいね。
日にち:平成29年 12月 23日(土) 24日(日)
時間:各日とも 10時〜16時
※予約制ではございませんが、ご相談の場合は、事前にご来場日時をご連絡ください。
2017.12.07 Thursday
真剣なのはわかりますが、そのルート危険です。
家をつくるために、金額はとても大事なポイントですよね。
ご家族の家を建てからの暮らしと直結する部分なので、しっかり検討する必要があります。
ただ、中には真剣に家づくりを思うが故に、焦って順番を間違えてしまう方がいらっしゃいます。
そんな方の多くが仰るセリフが、
「予算の検討をしたいから、とりあえず、この図面で概算見積出してくれない?」
思い当たる節がある方は要注意。焦り過ぎて失敗ルートに進みかけています。
さて、何が問題なのでしょうか?
この短い一文の中で、実は大きな間違いが2点入っています。
まず、第1点は、
見積り → 予算決め
この流れは危険です。予算とは、ご家庭の現状と建ててからの暮らしから算出するものであって、見積や図面から決めるものではありません。この方法はお金に余裕があり過ぎて、いくら用意していいかわからない方の進め方です。
図面から予算を追い始めると、比較ポイントが価格になりやすく、結果、「一番安いから。」、「安すぎると不安だから2番目で。」など、フワフワとした基準で、これからの暮らしをつくる事になってしまいます。
本来は自身の予算、例えば、将来の家庭の収支はどうか、ローンならいくらまで払っていけるか、将来の光熱費はどの程度になるかなどを検討します。そして、「自分達が望む暮らし」と「予算におさまる建てもの」を、その建築会社で提案するとどんな家になる?
と考えなければいけません。
また、第2点は、
このセリフを仰る方の多くが、何社かの建築会社にこの依頼をして、その1社から参考図面をだしてもらい、その図面で概算の見積を出してもらおうと考える事です。
これは、とてももったいない事です。
取りあえずで図面と概算の見積もりを要求された場合、多くの建築会社は、本気で考えたプランが出てきません。
参考用に作られた、とりあえず誰にでも合いそうな大量のプラン集からのコピーや、昔誰かに提案したものをちょっと変えただけなど、その家族の暮らしのために考え抜いたものではありません。
ご主人の帰宅時間が何時?、一緒にご飯食べる事が多い?、仕事は持ち帰る?。
奥さんは仕事をしてる?したい?ご両親はよく遊びに来る?実家から野菜もらう?買い物はまとめて?
休日は家族でなにをする?それぞれの趣味は?得意なこと、不得意なことは?etc.etc...
その方の将来の暮らしをつくるのはカンタンではありません。
とりあえずの図面で金額を比較しても、くわしく暮らしを聞いた後、まったく違うプランになっては見積もりの意味はなくなってしまいます。
さらに言えば、建築会社には得意、不得意があります。
例えば、イニシャルコストを安くするのが得意な会社もあれば、ランニングコストを安くするのが得意な会社もあります。
全館冷暖房が得意な会社があれば、暑いときは暑く寒いときは寒く自然と共に暮らすのが得意な会社もあります。
どんな暮らし方を望むかによって、建築会社は選ばなければいけません。
同じ図面で見積をした場合、それぞれの建築会社の得意なところもわからなければ、見積も全く参考になりません。
結局、お互いに時間を浪費するだけして、その方が、家づくりを失敗に進むお手伝いをしてしまう事になります。
オースタムでは、住宅については、「この図面で見積りして。」については相当の理由がない場合、お断りしています。
本当にゴメンナサイ。不幸になる図面や家づくりの進め方をオススメしたくないのです。
もっと快適で幸せな暮らしができるプランをご提案しますので、せっかくなのでじっくりお付き合いくださいませ。
会ってその日に、ではなく、何度もお話して、末永いお付き合いができるか見定めてください。
ちなみに、失敗しない家づくりの進め方をメールセミナーにてお送りしています。
気になる方は、下記より内容ご確認ください。
hiroyuki
2017.12.01 Friday
寒くなったら着ればいい?
この頃、宇都宮もめっきり寒くなりましたね。
先日訪れた札幌では、駅を出た途端に気温2度と、流石の寒さでした。
風が吹かない分、体感としては持ちこたえましたが、宇都宮はこれからが冬本番。
吹きおろしにビル風、体感は道民が「寒い」と訴えるほど。
あたたかくして体調に気を付けましょうね。
さて、こう寒くなってくると、家の中でも着るもので調整するか、暖房で調整するか悩む時期になってきました。
奥さんが暖房をつけ始めたので、「上着を着ればいいのに・・」と言ってやったとのご主人の話を最近聞いたのですが、
一般的に女性は体感温度が低いので、男性に比べて寒く感じやすいですし、家事で動く事を考えると、こまめに服の脱ぎ着も面倒ですから、無理せず早めの室温調整が理想ですよね。
保温性の高い住まいの場合、寒くなりはじめから、ゆるーく暖房をかけ始めて、室温を下げずに冬をむかえる方が、光熱費もかかりにくいですし、家族も嬉しいです。気密断熱施工がしっかりした住まいだと、天井、壁、床の温度を測ってもほとんど同じ状態が保てます。温度調節もしやすいので、足元が寒いとか、暑すぎて頭がぼーっとするなんてこともありません。
各部屋でも温度差がないと、頑張らずにサッと動けます。
家事ラクな間取りや動線、設備なども沢山ありますが、
まずは動きやすい温度であることが女性の家事ラクの基本ではないでしょうか。
あたたかい住まいは女性にやさしい住まいですよね。
hiroyuki