必要無駄。

 

 

「ロフトって無駄なスペースですよね。歳とると使えなくなるし。」

 

私の自宅を見学された方が、仰った事がありました。

 

その通りかもしれませんね。

 

歳を取ったらハシゴで上がるのも大変。2階だって上がりたくないんだから使えなくなる。

 

「費用掛けてそんなスペース作るなんて」とその方の暮らしにとっては、とっても無駄で価値感がないもの。

 

 

とは言っても、実は、人のこだわりって多くは無駄なことなんですよね。

 

それを共感できない方には。

 

例えば、「広いお風呂がイイ」、「キッチンはステンレスがイイ」、「無垢の床材がイイ」、はたまた「全館空調がイイ」にしても、そのポイントに価値を見出せない方にとっては、無駄な出費かもしれません。

 

でも、本来そのこだわりがあるからこそ、その家を建てた方は愛着を持って暮らせるし、永くその家に暮らしたいと思えるのではないでしょうか。

 

スポーツや音楽、映画にファッション、趣味と言われるものの多くが、共感のない他人からすると無価値だったりします。

でも、その価値を感じる人にとって、人生に更なる素晴らしい価値をもたらしてくれる事って、そんな無駄とも思える事だったりします。

 

だからこその、「必要無駄」。

 

でも、趣味が本当に素晴らしいポテンシャルを発揮するのって、家庭や仕事がうまく回っていて、活力に満ちている時ではありませんか?

 

住まいも同じです。どんなにエクストラな遊びをするにしても、そのご家族のライフスタイルに沿った住宅としての性能があってこそです。このベースの部分をしっかりと検討した上でこそ、意味が出てくる「必要無駄」。

 

仮にロフトを作っても、夏に灼熱地獄だったら誰も行きたがりません。

 

仮にnookを作ったとしても、空気が吹き黙るような空間では、ゆったりとくつろぐことはできせん。

 

それを踏まえて、しっかりと基本性能とのバランスとりましょう。

 

 

ちなみに、私の自宅のロフトは、私の遊び場でしたが、今は猫さんと子供の遊び場となっています。

高い場所から入る光が住まい全体を照らしてくれます。

ココで聴く音楽、ココで飲むコーヒー。

まったくもって、贅沢な空間と言えましょう。

 

年配のオーナー様宅では、お孫さんが毎日来て、ロフト勉強してるんだとか。

快適だからこそ、価値が長続きますね。

 

 

無駄なものに価値を見出すことを楽しめる家づくり。

ステキだと思いませんか?

 

 

 

hiroyuki

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