ママは意外と知っている!!

 

 

このところ、見学会で話している内容への反応に驚いています。

 

と言うのも、2018年にWHO(世界保健機関)が発表した「住宅と健康に関するガイドライン」について。

 

中でも第4章では、

 

「健康被害から居住者を守るために室内温度は十分に暖かくするべきである。

 冬季、一般人の健康を保護するために18℃の室温がバランスが取れている。」

 

という事を強く推奨し、更に注釈では、

 

「健康的に暮らすには、最低ラインの温度が18℃が広く受け入れらている。」

「更に、高齢者、こども、慢性の持病、特に心肺疾患を持つ場合、18度以上の室温が必要。」

と記述されています。

 

この話を、見学会などでお客様にすると、意外と多くの特にママ達から、

 

「そうなんですよねぇ!」

 

って、反応が返ってくるんです。

 

流石、ママ達は子供の健康について、しっかりとアンテナを張っているなと驚かされます。

 

このガイドラインの内容について、ハウスメーカーに勤めている友人に話を振ってみましたが、まったく知りませんでした。

 

もちろん、住宅の温熱環境が得意でない建築会社さんは口が裂けても、話すことはないでしょうけど。

 

 

さて、最近の話題ですと、北九州市の産業医科大学 藤野善久教授の研究によると、

 

子供の寝室での暖房使用と感染症との関係を調べるため、福岡県の暖房を使う12歳以下の子供156人と、使わない子供155人の計311人を対象に調査。平成30年12月から31年2月までの3カ月間の風邪や発熱の発症状況を比較した。結果、暖房を使った子供は、使わない子供と比べて、3回以上風邪をひくリスクが0・23倍と小さいことが分かった。3日以上の発熱は0・27倍、インフルエンザの発症は0・55倍だった。」と発表。

これにより、藤野教授は「暖かい部屋にいることで免疫の低下を防ぐことができたとみており「新型コロナウイルスによる肺炎を含む冬の呼吸器感染症の予防に役立つのではないか」と話している。(SankeiBiz 2020.2.29より転載)

 

という、記事が出たばかり。

 

つまるところ、子供の部屋を暖かくすれば、子供が風邪をひくリスクが1/4になるって話です。

 

 

「子供は風の子」なんて昔は言われていましたが、

 

「子供は人の子、あんたの子」。

 

未成年の寒さによる免疫力の低下は、親の責任です。

 

愛する我が子のためにも、先を見据えたら年老いる自分のためにも。

 

家には寒さから身を守るシェルターとしての機能をしっかり持たせなきゃいけません。

 

 

最近のママ達は、意外とパパよりも家の温熱環境を考えている。

 

スゴイ進歩です。10年前には考えられませんでした。

 

とは言え、それだけ多くのママが寒い家の家事や子供の健康被害に苦労しているという結果でしょう。

 

真面目に考えたら、そこからちゃんと作るのが、住宅建築のキホンですよね。

 

日本の住宅建築、ちゃんとしようよ。

 

 

 

 

hiroyuki

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