子供部屋が南はもう古い!?

 

 

お客様の要望をお聞きしていると、

 

「子供部屋は環境のいい場所がいいので南側で!」

 

という方、まだまだいらっしゃいます。

 

その考え、もう古いです。

 

 

子供部屋は「たくさん日が当たる南側」というセオリーで考えている設計担当も多いようですが、

この考えは、住宅の断熱性能が低く、まだ夏が酷暑でなかった時代のものです。

 

というのも、南側って冬暖かいから良いとされています。

 

では、夏は?春/秋は?

 

実は南側に部屋というのは、年間通しても、一日を通しても、熱と光が大きく動く場所です。

 

特に栃木県は全国で最もヒートショックリスクの高い地域。寒暖差もトップレベルです。

 

暑かったり、寒かったり、眩しかったり、陰になったり。

 

お子さんが部屋で勉強するようになる時期だと、集中を途切れさせる要因がいっぱい。

勉強を妨げる原因を少しでもつぶしてあげなければいけません。

 

ちなみに、高気密・高断熱・全館暖房の家だったとしても、南側の部屋は温度変化が起こりやすい場所です。

 

窓は必ずあるし、部屋そのものがそれほど大きくない。さらに、プライバシーのため、空間的に閉じられやすい。

 

夏は意外と軒を出すなどの、日射遮蔽で対策できるのですが、秋分の時期の日差しはなかなか対応しずらくなるので、トリプルガラスの樹脂サッシを使っていたとしても、アウターシェードや外付けブラインドなどの対策が欲しくなることがあります。

 

では、理想的な子供部屋は?というと、

 

やはり北側でしょう。全館空調であれば、寒いこともない。

 

直射光が当たりにくいので、温度変化が少ない。

 

間接光が入るので、工夫をすれば、一日中、適度な明るさ。

 

勉強に集中するにはもってこいの場所だと思いませんか?

 

 

家の中でも、お子さんにたくさん陽を浴びせたいなら、リビングに来るように仕向ける設計をする。

 

その上で、全館空調の北側のお部屋で、集中できる空間を作る。

 

2階の南側の部屋は、主寝室にすれば、温度変化が大きい時間帯には人が居ない状況を作れます。

 

いまどきの子供部屋設計、いかがですか?

 

 

 

hiroyuki

 

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