2019.11.07 Thursday
寝室に熱源はダメ!?
日中と朝晩の温度差が激しい季節になりましたね。
皆さんは、ぐっすり睡眠を摂れていますか?
就寝時、ちょっとだけ肌寒くなった時期にふかふかの布団をかぶって寝ることは最高に幸せですよね。
このちょっとだけ肌寒いっていうのが、快眠のポイントだったりします。
室温が高すぎると、交感神経が働いてしまうため、睡眠モードに入りにくくなってしまいます。
逆に副交感神経を刺激してあげるには、ちょっと涼しいくらいがリラックスモードに入りやすいんです。
その上で、フカフカの布団でじんわり身体を保温してあげると、ゆったり眠りに入れます。
さて、このときのちょっと肌寒いくらいの温度ってどのくらいでしょう。
もちろん、体感温度には個人差がつきものなので、確定的な温度はいえません。
『ちょっと肌寒い』という言葉で、あなたは何度の部屋を想像されましたか?
わたしの場合、室温21℃でTシャツ、短パンくらいが、ちょっと肌寒くて、布団が気持ちよく、すぐに眠りに落ちることができる温度になります。この温度なら3歳のウチの子は真っ裸で布団もかぶりません。
ウチの奥さんは、21℃では寒すぎるって言うと思いますが・・・
ちなみに、寝室にエアコンを設置しているお宅って、かなりの確率でありますよね。
高気密高断熱の場合は、暖房機器の熱源を集中させる傾向があります。
寝室に熱源があると、その部屋の温度が上がり過ぎる傾向があるので、設置場所としては不向きです。
断熱性の低い家の場合、寒いので、致し方ないとはいえ、エアコンで暖房をしても、顔は火照るのに、足が冷たくて眠りにつけない状況がおこります。
最も快眠の寝室をつくるためには、高気密・高断熱・全館空調で熱源が寝室等の個室以外にある状態が良いでしょう。
まあ、普通に考えたら当たり前と言われてしまうかもしれませんね。
でも、現実には寝室にエアコン設置している家、多いです。
暮らしに上質な睡眠を求めている方は、枕や寝具も重要ですが、『どんな環境で眠るか』も、かなり大きな要素となります。
寒すぎず、暑すぎない、丁度いい温度。
上質な睡眠は健康の基本です。
家づくりのご要望に入れてみてはいかがですか?
hiroyuki
イベント予定
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