栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

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バルコニーの価値が変わる時代。

  • author: oustam
  • 2019.04.24 Wednesday

ご自宅にバルコニーありますか?



二階建ての戸建てに暮らしている方、アパートやマンションに住んでいる方、多くの方が「YES」と回答する時代です。


平屋暮らしの方以外は、「ベランダに洗濯物を干す」という事が当たり前のようになっています。



では、さらに質問。
 

「洗濯機はどこにありますか?」
 

多くの場合、「一階の」洗面脱衣室です。
 

まだまだ残り湯を使って洗濯をする方が多いこともあり、洗濯機はお風呂の隣の洗面脱衣室。

もちろん、そこで服を脱ぐので、洗う場所と近いことは利点かもしれません。
 

しかし、洗濯後の濡れた衣類を二階まで運び、更に冬寒く、夏暑い屋外に干すという重労働がいまだに脈々と続いています。

とはいえ、花粉症、黄砂、PM2.5 、共働きも多い現代で、そんな無駄な動線が本当に必要でしょうか。

 


いま、2階建てであってもバルコニーを付けない設計が少しづつ増えてきました。
 

というのも、前述したような無駄な時間や手間を減らしたいという奥様方が増えているから。
 

その結果、1階で洗濯して、1階で干す。

洗面脱衣室を広くして物干しスペースを作ったり、近くにランドリールームを作ることで、動線を短くし、家事の負担は小さくなります。
 
気を付けたいのは、室内干しにする場合、建築会社には、湿気と空気の流れを設計してもらう必要があります。
洗濯物を干すと、その部屋は必ず湿度が高くなります。隣室と空気がつながる工夫が必要です。閉め切ったランドリースペースなんて最悪。ジメジメカビカビの温床になりますし、サッシ性能が低いと結露だらけになります。
 
加えて、空気の流れです。ただドアを開けただけでは、カンタンに空気は移動してくれません。
入口と出口があって初めて効率的に空気は動きます。

ちゃんと空気を動かしてあげないと、洗濯物は臭ーくなります。


賃貸の場合、扇風機やサーキュレーターの風を洗濯物に当てて空気を対流させている方いますが、あれ、正解です。
 

新築住宅の場合、24時間換気扇が義務付けられているので、その空気の流れで設計するのが効率的です。
 

ちゃんとしたランドリールームを作る方法は、実は、「断熱」「空気循環」と「湿度管理」という快適に暮らすための重要なポイントがそろっています。それを家全体で考えられるようになると、快適な高気密高断熱住宅になっていくのですが・・・それはまた別の機会に。
 

すこし話が脱線しましたが、家事の負担を小さくするなら1階で快適な部屋干しができる家づくりがGOODです。

更に上に書いた3点がしっかり行われている高気密高断熱住宅であれば、布団がジメジメになることがないので、布団を干す回数が激減します。弊社のオーナー様の中にも、引っ越してから、ほとんどバルコニーに出たことがないという方、意外といます。
 

となると、バルコニーの価値は変わります。
 

バルコニーをつくる予算をより価値の高い部分に回したい。

そう思うご家族も増えているという事です。
 

アルのが当たり前。かもしれませんが、ナイ暮らし方の方が合っているかもしれません。

オーダーで家を建てるって、そういう事です。
 

暮らし方のご提案。あなたに合った暮らし方。それを考えてくれる建築会社かどうか。

おっと、話がまた逸れそうになりました。
 


最後に、今日のお話は、弊社がお家を建てている場所が、土地の広さが意外とゆったりな宇都宮市近辺だからというのも理由にはあります。

都会の住宅密集地であったり、近隣環境、そして希望する暮らし方によっては、まったく考え方が変わります。


バルコニーを作らない事を推奨していたり、最初からバルコニーがあるプランを作る建築会社が悪いと言っている訳ではなく、家の性能が上がると暮らし方の選択肢を増やすことができるという意味ですよ。

 


hiroyuki

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