栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

<< 契約を急ぐ理由。 | main | 5月18日(土)・19日(日)「田園の平屋」完成見学会(事前予約制) >>

「参考にならないから。」見せてくれない家。

  • author: oustam
  • 2019.04.11 Thursday

アナタが家を建てたあと、知人から、

 

「家づくりの参考に、家を見せてくれないか?」

 

と言われたら、どうしますか?

 

 

Tシャツの家オーナー様が、まだ打合せ中だった頃、知人がかなりカッコいい平屋を建てたとのこと。

 

自身も平屋を希望していたし、さらに建築家コラボで、とても素敵な外観だったので興味を持ち、奥さんに見学の相談をしたそうです。

 

帰ってきた回答が、

 

「子供のいる暮らしに合わないから、見ても参考にならないよ。」

 

「・・・」

 

 

T様はお子さん2人。

 

その家もお子さんが2人いらっしゃるなのだそうです。

 

詳しく聞くと、見た目は非常にキレイなのだけれど、段差が多かったり使い勝手が非常に悪く、子供がいる暮らしに適していないのだそうだ。

 

 

これに似たケース、ちょっと前の見学会にもありました。

 

2世帯で見学会に来られたご家族。

 

ご家族皆さん、断熱についてのご案内を真剣に聞いてくれているのだけれど、若いご主人だけがフラフラと見て回っている。

ご家族に聞いてみると、

 

「彼が主導で家づくりをしているのだけれど、意匠設計が得意な建築家を気に入ってしまって、どんどん話を進めてしまって。私たちは暖かい家にしたいのだけれど意見を聞いてくれなくて・・・」

 

 

どちらの話も、「建築家が悪い」と言いたい訳ではありません。

 

もちろん、旦那さん以外のご家族のニーズを汲めなかった建築士にも責任があります。

しかし、問題は、「何のために家を建てるのか」を考えられなかった、両ご主人にあります。

 

ただ、暮らしているご家族を思うと、とても悲しいことです。

 

 

美しい家、カッコいい家、他にはない家。

 

家を建てる理由の中に、自身の美意識を満たす欲というのが入ってくるのは、当たり前です。

しかし、家は暮らすもの。家族の暮らしがあってこそです。

 

今子供がいる家庭には、子供がいる設計をしなければいけませんし、ご年配と暮らしている家庭にはその配慮が設計されなければいけません。

 

それができていないと気付いた場合に、

 

家族で「止まって考える。」

 

という判断が必要になります。

 

先日のブログ(知らない方が良かった・・・でも)で書いたように、止まって考えて、方向転換することも大事です。

 

極端かもしれませんが、場合によっては、「家づくりをやめる」という選択肢もあります。

 

特に、家族の意見が一致しないときは、家を建てるタイミングではありません。

 

家族全員が頭の中でハッピーな新築ライフを共有できるところまで、話会いましょう。

 

建築業者については、家族の中の誰かの意見をくみ取るのではなく、家族全体をちゃんと見まわしてくれるかどうか。

(当たり前と思うかもしれませんが、意外とできていない会社が多いと聞きます。)

 

 

そして、幸せな家づくりができたら、是非これから建てるご家族に自信をもって参考にさせてあげてください。

成功例は、これから建てるご家族の強い励みになるはずです。

 

 

ここ最近のブログ、カタイ話ばっかりなので、次回はバルコニーの話にします。

 

 

 

hiroyuki

 

 

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

いいこと言いますね

  • 投稿者: 西東 淳一
  • 2019/04/20 8:54 PM

コメントする