栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

<< 南側の窓はペアガラスが良い? | main | 4月13日(土)・14日(日)「桜の平屋」完成見学会(事前予約制) >>

知らない方が良かった・・・でも。

  • author: oustam
  • 2019.03.14 Thursday

先日人助けをしました。
 

 


 

 

と言っても、事故や病気の方を助けた訳ではありません。
 

 

以前、書いた「高気密・高断熱は暖かいという幻想」というブログ。
 

 

その中で建て替えを検討されていた、住宅情報誌の営業をされているI氏。
 

 

設計契約のされていましたが、解除して、気密断熱を得意としている建築会社に相談しなおしたそうです。
 

 

もともと、暖かい家にしたくて建て替え計画が始まったのですが、よりhappyな家にしたいと視野狭窄に陥っていました。

(視野狭窄についてはブログ「あの頃の情熱おぼえていますか?」に詳しく書いてあります。)
 
それが、本来の目的を取り戻すことができたようです。
 
奥様との話し合いも円満にできたようですし、これからhappyな家づくりができるのではないでしょうか。
オースタムの施工範囲外なので、工事はしませんが、完成したら見学させていただく約束を取り付けました。
 
さて、その報告を受けたときに言われたひとことがコレ。
 
「住宅の温熱性能について、知らない方が良かった。
  知ってしまう事でより詳しく知ろうと、アレもこれも調べてしまう。考えてしまう。」
 
その通りです。住宅の温熱性能については、知ったが最後、「沼」です。
 
悩むこと必須。比較すること必須。判断すること必須。
 
家づくりが頭のスミに常について回ります。
 
これ、悪いことだと思いますか?

 
住宅を建てるのに、かかる費用。多くのご家族がよく仰るのが「人生で一番大きな買い物」。
その表現自体はあまり好きではありませんが、実際に人生で最も大きな資金を運用することになります。
 
それを、悩まずに、比較せずに、判断できる方の方がある意味、異常かもしれません。
 
中には、営業さんの人柄だけで家を決めてしまう方もいらっしゃいます。
そんな方は、とても優しい方です。日本の住宅建築を信用されている方。
どこで建ても、快適で安心な暮らしが約束されていると信じていらっしゃる方。
 
しかし、残念ながら、こと住宅の快適性に関しては、日本は後進国です。
普通に家を建てると、「暖かい」は付いてきません。
 
だからこそ、建てる方も自身で学ぶ必要があります。
ご自身が納得のいく判断ができる程度には。
 
「それを教えるのは、建築会社だろ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
建築会社は建築会社ごとに、自身の信じる「お客様の幸せ」を追求しており、ベクトルが全く違う場合があります。
 
設備にこだわる会社、木にこだわる会社、断熱にこだわる会社、自然素材にこだわる会社、価格にこだわる会社 etc.。
その中でも、一番の特色は「ココ」というものがあります。
ブログ「決め手は何か」でも書きましたが、その建築会社がこだわって続けているからこそ、強みとして持っている「モノ」、それが特色になります。
その特色を家を建てるご家族が見極める必要があるのです。
 
「知らなかった方が良かった。でも、知ったから納得いくまで考えられる。」のです。
 
家族のために、計画を一度白紙できたI氏の判断は素晴らしいです。
 
悩んで、納得して、最後は信頼して家づくりすることをオススメします。



 

hiroyuki

 

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

コメントする