栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

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帰省すると気付くんです。こっそり報告会(2019正月編)

  • author: oustam
  • 2019.01.10 Thursday

明けましておめでとうございます。年末年始と暖かかった事もあり、例年よりも過ごしやすかったですね。
 

 

私はというと、毎年恒例、奥様の実家のある名古屋に帰省しておりました。
 

 

以前も書きましたが、夏・冬ともに温熱環境最適な暮らしをしていると、それが特別であることを忘れそうになります。

それを思い出させえてくれるのが、盆・正月の帰省です。

多くのオーナー様が、「Tシャツの家に暮らすと快適が当たり前になっちゃうけど、帰省した時に気づくんです。」

というお言葉たくさんいただきます。
 

 

この帰省、普段『Tシャツの家』に暮らしていると忘れてしまいがちな、一般的住宅を体感する重要な機会です。

 

今回は、放射温度計とサーモカメラを持っていってみました。
 

義父と義母が見ていないことを祈りつつ、お部屋の温度を測定して報告してみようと思います。

 

ちなみに名古屋は宇都宮よりは暖かいとはいえ、宿泊させて頂いているのは、築40年の無暖房に近い住宅。
 

2歳児も一緒だったことあり、もさすがに就寝時もエアコンをOFFにできません。23℃設定のまま朝を迎えました。

 

朝起きて、エアコンを切り、雨戸を空けて測定開始です。
 

ちなみに当日の気温はこんな感じ。
 

 


 

 

0℃を下まりません。宇都宮よりも、5〜6℃暖かいですね。

 

まずは、窓から身を乗り出し、下屋(1階屋根)と外壁を。
 

 


 

 


 

 

かなり冷えて冷えていますね。

次にエアコンを切って数分の室内。

まずは外に面する壁。
 

 

南面


 

 

西面


 

 

次に天井、


 

 

床面


 

 

2階に泊まらせて頂いているので、床面はそこまで冷えていません。
 

ちなみに南面をサーモで撮ってみると、

 


 

 

画面右上にエアコンがあるのですが、その周りはモノが温まっているのですが、

窓、壁については冷えたまま、エアコンをOFFにして数分ですが、23℃の設定温度から大きく温度が下回っている状態が見て取れます。
※散らかっているため、写真画像はお見せできません。分かりにくくてスミマセン<(_ _)>

 

気付いたことを箇条書きにしてみると、こんな感じです。
 
・暖房を切ると部屋全体がすぐに冷える。
 
・布団が冷たい。
 
・床板部分が冷たく、子供がつま先立ちで歩く。
 
・エアコン暖房で温度を上げると、湿度が下がって乾燥する。
 
・乾燥により、毛布に静電気を感じて不快。
 
・就寝時に厚着するため寝苦しい。
 
・入浴後、一気に温度が下がり、湯冷めする。
 
・エアコン暖房していない襖1枚隔てた隣の部屋は室温が10℃を下回っている。
 
・トイレが近い。(歳のせいか・・・)
 
・雨戸1枚、カーテン1枚でも確かな断熱効果を感じる。


 
築40年だから仕方ないかもしれません。しかし、より新しい住宅でも、上記すべてが『ない』と言い切れる暮らしをしている方は、本当に少ないはずです。
 
真冬に室温が18℃を下回る暮らしは血圧上昇や循環器系にリスクがあるとイギリス保健省が報告しています。温度差でのヒートショックも心配。義父・義母には、断熱改修を無理にでも勧めなければいけませんね・・・


 
ちなみに、名古屋から宇都宮に夜通し走って到着した午前4時。
自宅の温度は、
 

 
人がいないとちょっと湿度が下がり気味ですが、温度は快適。
でも、愛猫は床で寝転んで出迎えてくれました。
入る布団も温まっていて、心地よく眠りにつきました。



 
hiroyuki

 

 

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