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冷房が苦手な人向けの夏の暮らし。

  • author: oustam
  • 2018.05.17 Thursday

 

 

前回、冷房が苦手な女性の話をしました。

 

そんな方は、夏、窓を開けて暮らせばいいのでしょうか。

 

実際にいろんな方の話を聞くと、「冷えすぎるのが嫌なのであって、暑いのも、湿度が高いのも本当は嫌。」というお声は多いです。

そうですよね、避暑地のように外の温度が適度でカラッとした風が吹く場所なんて、私の住む宇都宮近辺では、皆無に等しいです。

住宅密集地ほど、風が抜けにくく、窓を開ければムッとした空気が室内に入り込みます。

 

普段開け放っていた窓を閉めて、急に冷房をかけると、急激な冷風が身体を一気に冷やす上に、室内の湿度の高い空気が冷やされて結露の原因となります。身体にも建物にも負担をかけてしまいます。

 

では、これから家づくりをする冷房が苦手な方は、夏の不快を我慢するしかないのでしょうか。

 

実は大きく2つのことに注意した家づくりをすれば大丈夫です。

 

まず一つは、エアコンの設置位置。

エアコンの冷風が身体に当たる位置にあってはいけません。直接から身体に当たらないようにしながら、建物全体を冷やしていく必要があります。建物そのものが冷えれば、室内冷風でを必要以上に冷やさなくてもよくなりますので、寒く感じにくくなります。

輻射暖房と考え方は一緒ですね。そのため、建物の基本性能としての、気密性・断熱性が必要となります。

宇都宮近郊で最低でも、断熱性能(外皮平均熱貫流率)UA値 0.56 程度 

気密性能 C値 1.0以下 は欲しいところです。

建物性能が高い方が冷えすぎないなんて、面白いですよね。

 

そしてもう一つ大事なのが、湿度管理です。

夏の蒸し暑さの最大の原因は、「湿度」です。いかにしてこの湿度を排除するかがポイントになります。

日本の夏に比べて、ハワイの夏は心地よいといわれます。

その理由は、湿度にあります。

平均気温は1℃ほど東京が高い程度ですが、東京の2016年の7月、8月の平均湿度を調べてみると、それぞれ80%近いのですが、ホノルルは65%前後のようです。

つまり、家の中の湿度を下げることができれば、室温を下げず過ぎず、涼しい環境を作ることができます。

除湿器など機械を使う、シリカゲルや珪藻土などの材料使う、合わせたハイブリッドにするなど、こちらも建築業者がしっかりと仕組を練り上げていないと、簡単に湿度管理はできません。

気密・断熱性能のように、大きく表示していることが少ないので、相談する際に必ず、

「夏の湿度対策はどうしていますか?」と聞く必要があるでしょう。

 

大きくこの2点をクリアしていることは重要です。

 

ちょっとだけ難しい話ですが、一生住み続ける家のこと。

建築会社にポイントを質問できるようにしておきましょうね。

 

 

hiroyuki

 

 

 

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