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断熱性能+耐震性、間違いさがし。

  • author: oustam
  • 2018.02.20 Tuesday

先日、ある紙面を読んでいた時に、発泡ウレタンの中でも「100倍発泡」を使って断熱し、さらに建物の外部は「構造用合板」を張って耐震性を高めている住宅仕様が多々あるとの記事に目が行きました。

 

ビックリです。実はこの方法、かなりリスキーなことをやっています。

 

 

100倍発泡とは、アクア〇ォームとか、マシュマ〇断熱などの名称で使われている現場発泡ウレタンフォーム断熱の一種です。

この断熱材は基本的に水(湿気)を通します。スポンジだと思って頂ければわかりやすいですね。

(より詳しく知りたい方は以前のブログ記事「断熱材にこだわる理由」をご参照ください。)

 

水を通すことがわかっているので、製造メーカーも施工する際には外側に湿気を通すシート(透湿シート)を施工することを必須としています。そうしないと、水が残って結露したり、断熱材を劣化させたり、断熱性能を低下させるという悪さをする事がわかっているからです。なので、湿気を通しやすくすること必須です。

 

では、本来湿気を通しやすくしなければならないところに、木の板(構造用合板)をはったらどうなるでしょう。

 

・・・リスキーです。

 

先に書いた、悪さはもちろんの事、木の板との間で結露を起こしたら、木は劣化します。つまり腐ります。

耐震性を高めるどころではなくなってしまいます。。。

 

多湿な日本、関東地方にとって家は湿気と戦っています。

断熱材は、「乾燥した空気」を動かなくするすることで、住宅の保温性を保ってくれます。

「湿気た空気」になると断熱性能はがた落ちです。水は熱を通しやすい物質ですから。

 

対策するには、

ー承い鯆未気い覆っ杷材+壁体内通気にして、湿気をとどまらせない。

⊆柴盪転紊押然以匹泙任垢戮討鬟ンガン湿気を通す素材で貫き通す

かの2択です。

 

「湿気を通す断熱材+湿気を通しにくい板」の組み合わせは、先々の補修コストを大きくする可能性が大です。

 

まぁ、100倍発泡を使っている時点で施主の事を考えていないことがバレ・・・ゲフンゲフン。

 

ちょっと毒が出ましたね。失礼しました。

 

長く暮らす住まいです。快適さも長続きさせるために、知っておいて頂ければなにより。

 

 

hiroyuki

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