栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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夏も温度差が結露を・・・

  • author: oustam
  • 2018.05.24 Thursday

結露というと、冬のイメージがありますよね。

窓ガラスにびっしり付く水滴。ほとんどの方は嫌いですよね。

 

あの結露、実は夏場に見えないところで起こるんです。

結露は湿気をもつ空気が冷やされると発生します。

氷の入ったグラスの表面に水滴がつくのと同じですね。

 

 

夏は湿度が高くなります。この空気が冷やされたら、水滴ができます。

 

家の場合、暑い部屋と涼しい部屋があるだけで、壁の中の結露の原因になってしまうんです。

夏に、人のいるリビングだけエアコンをつけて、隣の部屋は暑いままなんてよくある状況です。

多くが断熱性の低い家。個室冷房です。するとどうでしょう。

 

室温が33℃のところ、エアコンで26度まで室温を下げたとします。

蒸し暑い日で、湿度が65%あったとすると、その時点で、隣の部屋との間に結露が生じます。

 

外壁に接する面はより、外の温度の影響を受けるため、より顕著に結露をおこしやすくなります。

家の北側の外壁に押入れの布団の層がわかるような結露をしている家を今でも見かけます。

これも断熱不足が原因です。

 

結露を起こすと、カビ、ダニ、腐朽菌が増加し、長期的な視野でみると構造材の腐食やアレルゲンの増加など、家にも住まう人にも悪影響を及ぼすことになります。

 

慶應義塾大学の伊香賀教授や東京大学名誉教授の村上教授の調べでは、100万円の住宅断熱への投資は、光熱費削減、健康維持増進の両面から考慮した場合、16年で回収できるとの研究結果も出ています。

ここにさらに、先々の住宅補修費用も考慮した場合、投資回収年数はさらに短くなると考えられます。

 

16年以上その家に住むつもりであれば、気密・断熱に初期投資しないと、損をすることになってしまうんです。

 

部屋と部屋の間に温度差をつくらないことで、住む人も、家も、省コストで健康的にいられる家づくりをしましょう。

 

 

hiroyuki

 

 

冷房が苦手な人向けの夏の暮らし。

  • author: oustam
  • 2018.05.17 Thursday

 

 

前回、冷房が苦手な女性の話をしました。

 

そんな方は、夏、窓を開けて暮らせばいいのでしょうか。

 

実際にいろんな方の話を聞くと、「冷えすぎるのが嫌なのであって、暑いのも、湿度が高いのも本当は嫌。」というお声は多いです。

そうですよね、避暑地のように外の温度が適度でカラッとした風が吹く場所なんて、私の住む宇都宮近辺では、皆無に等しいです。

住宅密集地ほど、風が抜けにくく、窓を開ければムッとした空気が室内に入り込みます。

 

普段開け放っていた窓を閉めて、急に冷房をかけると、急激な冷風が身体を一気に冷やす上に、室内の湿度の高い空気が冷やされて結露の原因となります。身体にも建物にも負担をかけてしまいます。

 

では、これから家づくりをする冷房が苦手な方は、夏の不快を我慢するしかないのでしょうか。

 

実は大きく2つのことに注意した家づくりをすれば大丈夫です。

 

まず一つは、エアコンの設置位置。

エアコンの冷風が身体に当たる位置にあってはいけません。直接から身体に当たらないようにしながら、建物全体を冷やしていく必要があります。建物そのものが冷えれば、室内冷風でを必要以上に冷やさなくてもよくなりますので、寒く感じにくくなります。

輻射暖房と考え方は一緒ですね。そのため、建物の基本性能としての、気密性・断熱性が必要となります。

宇都宮近郊で最低でも、断熱性能(外皮平均熱貫流率)UA値 0.56 程度 

気密性能 C値 1.0以下 は欲しいところです。

建物性能が高い方が冷えすぎないなんて、面白いですよね。

 

そしてもう一つ大事なのが、湿度管理です。

夏の蒸し暑さの最大の原因は、「湿度」です。いかにしてこの湿度を排除するかがポイントになります。

日本の夏に比べて、ハワイの夏は心地よいといわれます。

その理由は、湿度にあります。

平均気温は1℃ほど東京が高い程度ですが、東京の2016年の7月、8月の平均湿度を調べてみると、それぞれ80%近いのですが、ホノルルは65%前後のようです。

つまり、家の中の湿度を下げることができれば、室温を下げず過ぎず、涼しい環境を作ることができます。

除湿器など機械を使う、シリカゲルや珪藻土などの材料使う、合わせたハイブリッドにするなど、こちらも建築業者がしっかりと仕組を練り上げていないと、簡単に湿度管理はできません。

気密・断熱性能のように、大きく表示していることが少ないので、相談する際に必ず、

「夏の湿度対策はどうしていますか?」と聞く必要があるでしょう。

 

大きくこの2点をクリアしていることは重要です。

 

ちょっとだけ難しい話ですが、一生住み続ける家のこと。

建築会社にポイントを質問できるようにしておきましょうね。

 

 

hiroyuki

 

 

 

女性は冷房がキライ?

  • author: oustam
  • 2018.05.12 Saturday

 

全館冷房の話をするときに、多くの女性のお客様から、

「エアコンは好きじゃないの。」というご意見をいただきます。

女性は夏も寒さとの戦いですよね。

 

一般に女性は男性に比べて体感温度が低いため、寒く感じてしまう事が多いです。

特にエアコンの冷房の場合、壁に設置されたエアコン室内機からキンキンに冷えた風が体に直接降りかかってきます。

冷たい風が体温を奪う様はまさに「木枯らし方式(仮名)」と言えるでしょう。

さらに冷たい空気は足元に溜まり、冷え症の方にはつらい環境となります。

 

にもかかわらず、多くの住宅設計では冷房の風が直接身体に当たる方式をとっています。

住宅設計者の多くが男性のためか、無頓着であることが多いです。

 

実のところ、私が自宅を建築する際、1級建築士である妻から、

「冷房好きじゃないから、夏は窓を開けて暮らす!」との宣言を受けていました。

 

自宅建築が完了して早5年、どうなったかというと・・・

 

 

夏はエアコンつけっぱなしです。まったく不快ではないとのこと。

 

というのも、自宅の場合、エアコンは部屋の壁についていません。

吹出し口は天井裏、冷たい風は壁の中を通します。

こうすると、洞窟に入るようなヒンヤリ感になります。

この「洞窟方式(仮名)」になると、風は吹きませんので、体温も奪われにくくなります。

 

女性にオススメの住宅冷房は、

人を冷やすのではなく、壁や床、天井を冷やしてあげる方法が最適です。

 

 

次回はさらに「洞窟方式(仮名)」のポイントと体感温度のおさらいについて。

 

 

hiroyuki

ZEHビルダーとは。

  • author: oustam
  • 2018.04.28 Saturday

もう4月が終わりますね。ゴールデンウィークの予定は決まりましたか?

 

この4月末、具体的には4/27締切で、高性能住宅を建てている建築会社は、ひとつの届出を出しています。

それは、「ZEHビルダー実績報告」です。

 

一昨年前より、ZEH(ゼロ・エネルギーハウス)ビルダーは登録制となり、この登録を受けないと、

 

こんな公式ロゴ使用ができない他、ZEH関連の補助金を申請できないということで、多くの建築会社が登録をしました。

そして、毎年この時期に目標と実績をZEH関連社団法人に報告するとともに、HP等で公開する義務があります。

 

オースタムも昨年度の実績(ZEH割合)を下記にて公開しています。

■平成17年度 ZEH普及目標及び実績報告

 

では、ゼロエネルギー住宅を建てることを検討する時に、このZEHビルダーのマークだけを目印に・・という訳には行きません。

 

現在、ZEHビルダーに登録している会社は、上記社団法人のHPで検索すると、実に「6487社」。

昨年の報告によると、その中でも、実際にZEHを建築した実績があるのは4割だけなんだそうです。

 

太陽光発電をたくさん設置すればゼロエネルギーになるはずなのにナゼ?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そもそもZEHとは、建物の高断熱化及び省エネルギー住宅設備を使用することで、住宅の総エネルギー消費量の減少をはかり、その上で太陽光発電設備等を設置して、正味のエネルギー消費量をプラスマイナスゼロにするという考え方になります。

 

具体的に宇都宮市では、

‖斥杆発電なしで、エネルギー消費量を20%マイナスする。

建物の断熱性能を Ua値 0.60 以下にする。

その上で太陽光発電を設置して一次エネルギー消費量をゼロ以下にする。

という流れです。

 

上記△涼杷性能の基準を満たせないケースが多いのででしょうか。

 

ちなみに本年度は、ZEH+という基準が追加となり、補助対象となる事が決まっています。

。横機鵐泪ぅ淵

■妝畸諭0.40以下(宇都宮)

0貅.┘優璽躇焚

加えてぃ硲釘唯(エネルギーマネジメント)の設置

 

この、Ua値 0.40というのはHEAT20 G2グレードというレベルに合わせてあるんですね。

この辺りは、別の回で。

 

ということで、ZEHは太陽光を設置すればいい訳ではありません。

建築会社に相談する場合、しっかりと実績の確認をしましょう。

 

 

hiroyuki

 

 

断熱・気密性能は、快適な暮らしには必要不可欠の住宅性能です。

 

 

 

 

より風通しのイイ家をつくるために。

  • author: oustam
  • 2018.04.20 Friday

一気に初夏の陽気になった今日この頃。

温度も湿度も丁度良イイ季節なので、窓を開けて風を通すと気持ちいいですね。

 

 

今回は風通しのイイ家をつくる為のポイントをご紹介。

 

まず、基本的には卓越風という、その地域のその季節に吹く風の向きを考えて窓を配置します。

4月の宇都宮(7時から22時)ですと、日中は、

南南東側からの風が一番多く12%、次いで北北東からの風が11%というデータがあります。

(建築環境・省エネルギー機構ホームページより)

これが5月になると、南からが14%、次いで南南東が13%と時期ごとに変化していきます。

窓を開けることを想定する時期に合わせた窓配置というのが一般的に云われるセオリーです。

 

ただ、この考え方は周りに建物があると一変します。

東京大学準教授の前真之先生も著書にて書いているのですが、

「風は気まぐれ、隣に建物ひとつ建てば風向きは想定外に」なります。

ましてや、住宅地となれば密集した建物が風向きを狂わせます。

その為、全方位的に窓を配置し、室内での風の入り口、出口をしっかりつくることが大事です。

 

さらに、室内の熱を排気する事を考えると、1階の大きな窓から風をとり入れ、吹抜けなどを通して2階の窓から自然排気する方法も有効です。ご存知の通り、暖まった空気は自然と上に上がります。高い位置から排熱を計画できるとよりエコです。

もちろん、吹抜けなどの空間を作る際は、冬の暖房を考えて気密断熱への配慮を必ず検討してくださいね。

 

ということで、風通しのイイ家をつくるには、

〜簡位的な採風窓

風の入り口出口

9發気鮖箸辰深然換気

 

がポイントです。

 

ただし、風はきまぐれ。周囲の建物状況によって、風が欲しい春や秋の時期に採風が期待できない事も想定されます。

また、、真夏については、窓を開けると風と同時に暮らしを不快にする「湿気」を室内に呼び込むことになります。風を通しても不快指数が高くなる地域の方が多いです。採風しなくても快適に暮らせる住宅性能を持たせておくことは、宇都宮近郊では必須です。

採風の中心は春・秋と考えておきましょう。

 

 

hiroyuki

 

花粉症と家とアレルギーと。

  • author: oustam
  • 2018.03.24 Saturday

杉花粉も最盛期。例年、ちょっと鼻が詰まったり、ムズムズしたり、程度の私も、今年はクシャミ、目のかゆみが出るほど。かなり多いですね。重度の花粉症の方は、本当に大変ですよね。

 

 

この季節は、風も強く窓ガラスの周りに外から入ったと思われる砂埃が、溜まっていたりしませんか?

すき間の多い住まいだと、外からのホコリが室内に入ってきます。花粉症の方にはたまったものではありません。

すき間の大きさは、気密性で考える事ができます。現わす数値は『C値』。

花粉症の人はC値1.0以下の高気密住宅を検討してください。

 

また、シックハウス対策を目的とした24時間換気。これも種類によっては花粉症の方を困らせます。

24時間換気の中でも一般的な『第3種換気』と云われるもの。こちらの多くは各部屋に給気口を付けるケースが主流です。

外からの空気が入ってくる場所が各部屋にあるということは・・・

メンテナンスでは、そのすべてのフィルターを掃除しなければいけませんのでその時・・・

花粉症の方は『第1種換気』という給気口が1か所のでフィルターも1か所のものを選ぶ方が良いでしょう。

 

花粉症を発症している方のお話を聞くと多くの方が、アレルギー性鼻炎を併発していらっしゃいます。

アレルギー性鼻炎の原因はハウスダスト。ハウスダスト=カビ・ダニです。

住まいの中でカビ・ダニが発生する大きな原因は、結露です。これは建物の断熱不足や換気不足、調湿不足から発生します。

 

実はアレルギーが原因の病気を改善させるも悪化させるも、暮らしの環境です。

 

もちろん、高気密住宅を建てたからと言っても、花粉が入って来ない訳ではありません。人が出入りすれば一緒に入りますし、服にもついてきますし、カビのない無菌室のような住宅もありません。

 

しかし、毎日疲れた身体を休めるための『家』ですから、出来るだけゆっくり休める場所にしたいですよね。

 

こんな話をしているもの、昨日花粉症のオーナ―様宅にお伺いした時に、

オースタムの建物に引っ越す前は、花粉症とアレルギー性鼻炎で就寝前、ひきつるような咳で恐ろしく寝つきが悪かったのが改善されたとのお言葉をいただいたからなんです。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎を『家』で完全に治すことはできません。しかし、改善のお手伝いはできるんです。

特にお子さんのアレルギーが心配な方は、自然素材などの単体としての『素材』も需要ですが、それを含めた、全体としての『建物の住環境性能』はより重要になります。

 

 

長くなったので、今日はココまで。

 

 

oustam 鈴木博之

 

ファミリークロークで家事ラクを。

  • author: oustam
  • 2018.03.16 Friday

奥様の家事の中でも、最も移動距離が長い、

洗濯 → 物干し → お畳み → 収納 の動線。

 

その中でも、寝室、子供部屋など、各居室に畳んだ洗濯物を運ぶ手間を減らしたい。

だって、毎日の事だもの。

というママさん増えています。

 

ということで、ここ最近、ご提案が増えているのが

『ファミリークローク』という考え方。

 

家族の洗濯物を一カ所にまとめて、衣裳部屋をつくる、

大きなウォークインクローゼットを作るということです。

 

 

そうすることで、ママも収納への移動距離が格段に短くなりますし、場合によってはファミリークロークでお畳みまで計画するケースもあります。

私の自宅も7畳のファミリークロークを作りましたが、服に限らず、家中の収納が集約されています。

そこに行けば全てあるので、とーても便利ですよ。

 

作るときの注意点は3点。

 

―估口を2カ所つくると、2人以上の家族が一緒に入った時に動線の調整がしやすいです。

個室程度の大きさがあるスペースであると同時にそこで着替えまでする場所ですので、冷暖房を考える必要があります。

 全館冷暖房の住まいとの相性が抜群です。せっかく作っても暑い寒い場合、ファミリークロークに行くことがつらくなります。

0畩愽屋としての空間が主体となるので、湿度をしっかり管理するために計画換気が重要です。

 換気が甘かったり、気密断熱が甘かったりすると、カビだらけになりかねないのでご注意を。

 

ママの毎日がもっと楽になるプランニングの参考になれば。

 

より具体的なケースを知りたい場合は、直接私にご相談くださいね。

 

 

 

oustam 鈴木博之

シャッター標準は豪華仕様???

  • author: oustam
  • 2018.03.08 Thursday

見学会でたまに聞かれます。

「シャッターは標準で付いていますか?」

 

 

皆さんは、自宅にシャッターが必要だと考えたことがありますか?

オースタムでは、新築の場合、標準でつけていないどころか、基本的にご提案しないことが多いです。

 

そもそも、シャッターを付ける意味合いとは何でしょうか。

一般的な住宅にシャッターが付き始めたのはここ十数年くらいでしょうか。

それまでは『雨戸』が一般的でした。

 

雨戸を付ける理由は大きく4つあります。

まず一つ目は、『防犯』です。

外部からの侵入から身を守るためが大きいですよね。堅牢な雨戸があれば安心です。

ただし、小さい窓などはシャッターを設置できないケースも多々あります。

そのため、現在は雨戸を使わずとも、防犯ガラスの利用と、サッシの複数ロックによって、全窓の防犯性能を経済的に上げる事ができます。

 

二つ目は『断熱』です。

もともと断熱性能の低い日本の家は、すきま風の宝庫です。もう一枚外側に戸を建てる事で少しでも寒さを防ぎました。

現在は、窓の断熱性能が快適な暮らしに如何に重要であることが、あたり前に知られるようになりました。樹脂サッシトリプルガラスなどの断熱性能の高いサッシを使用することで、断熱に雨戸を必要としません。

 

三つ目は、『遮光』です。

「真っ暗じゃないと寝られない」という方は、寝室に雨戸が最適です。

しかしそれ以外の方の場合、真っ暗が必要なケースは多くありません。

カーテン等の遮光性能も非常に高くなったので、多少の光漏れOKの場合は、こちらの方が経済的でしょう。

 

四つ目は、『台風時に何か飛んできて、ガラスが割れないように』。

これは、雨戸に勝るものなし!

ただ、わたしも今までに台風でガラスが割れて交換したケースは1枚のみです。複層ガラスの外側一枚でした。もちろんガラスは交換しましたが、火災保険が適応しました。

現在ほとんどの方が火災保険に加入するので、雨戸という高い保険を追加で掛ける必要があるのかどうか・・・

 

確かに、シャッターが付いていると、家の仕様が豪華になっているように見えます。

建売住宅などでも電動シャッターが付いているところもあるようです。

「すごい!ハイテク仕様だ!」と思わされてしまうかもしれません。

しかし、そこにはコストがかかっていて、本当に必要を感じている人以外は、無駄なコストです。

その分、断熱性能を高めたり、素材にこだわる予算を生み出せたかもしれません。

 

あくまでも個人的な意見ですが、シャッターが閉まっている家を見ると、閉鎖的な印象を受けます。

 

まとめると、必要なライフスタイルの方が、必要な窓にシャッターを付ける事が重要で、

全部の窓にシャッターが付いているのは、オカネ、モッタイナイ!!

これ、他のものでも当てはまります。頭の隅に置いておきましょう。

 

 

hiroyuki

すきま風の原因はスキマだけにあらず。

  • author: oustam
  • 2018.02.28 Wednesday

 

皆さんのお家の中は風を感じますか?

持ち家で築年数が経っている方は、すきま風が入ってくると話される方も多いです。

古い家はすき間が多いので、外から冷たい風が入ってくから寒い。

しかし、最近の高気密住宅あっても家の中で風を感じるケースがたくさんあります。

 

すきま風の原因はスキマだけではないんです。

 

家の中で体感できるくらいの風が吹くと、体温を奪われやすく、さらに不快指数が高まります。

つまり、寒く感じやすいということです。

 

この風の原因のひとつは、「温度差」です。

例えば、一番身近にあるのは、「窓」。

冬のじきは、窓が閉まっているのに暖房している部屋のカーテンがユラユラ。

冷たい空気がヒュー。

心霊現象ではありません。

暖房されて暖められた空気が冷えている窓ガラスに触れると急激に冷やされて重くなり、下向きの風が発生します。

これを「コールドドラフト」と言います。

 

天気予報でも、暖かい空気と冷たい空気の境目では天候が荒れるように、家の中でも暴風が発生します。

この場合の原因は、窓の断熱性能不足です。窓ガラスの室内側の表面温度が大きく下がってしまった結果、空気が動き、風が起こります。

 

この現象、窓だけでは飽きたらず、家中至る所で発生します。

各部屋暖房の場合、暖房している部屋としていない部屋の温度差が大きくなるため、足下を冷気がヒュー。

リビングと廊下、廊下と玄関、1階と2階、温度差があると、いたるところで風が発生します。

この風は冷やされた風です。

人の性質として、頭寒足熱が理想。足下を冷やされると「寒っ!」と感じやすくなります。

 

このコールドドラフトを起こさないためにも、建物全体を同じ温度にする、温度のバリアフリーが必要になります。

各室での暖房では風を感じない暮らしは非常に難しいです。

あたたかい家に暮らしたいと思われている方はすきま風のない暮らしを望んでいるはずです。

高気密高断熱は当たり前。

全館暖房の計画をしてはじめて、すきま風のない暮らしが実現します。

 

 

hiroyuki

 

 

 

断熱性能+耐震性、間違いさがし。

  • author: oustam
  • 2018.02.20 Tuesday

先日、ある紙面を読んでいた時に、発泡ウレタンの中でも「100倍発泡」を使って断熱し、さらに建物の外部は「構造用合板」を張って耐震性を高めている住宅仕様が多々あるとの記事に目が行きました。

 

ビックリです。実はこの方法、かなりリスキーなことをやっています。

 

 

100倍発泡とは、アクア〇ォームとか、マシュマ〇断熱などの名称で使われている現場発泡ウレタンフォーム断熱の一種です。

この断熱材は基本的に水(湿気)を通します。スポンジだと思って頂ければわかりやすいですね。

(より詳しく知りたい方は以前のブログ記事「断熱材にこだわる理由」をご参照ください。)

 

水を通すことがわかっているので、製造メーカーも施工する際には外側に湿気を通すシート(透湿シート)を施工することを必須としています。そうしないと、水が残って結露したり、断熱材を劣化させたり、断熱性能を低下させるという悪さをする事がわかっているからです。なので、湿気を通しやすくすること必須です。

 

では、本来湿気を通しやすくしなければならないところに、木の板(構造用合板)をはったらどうなるでしょう。

 

・・・リスキーです。

 

先に書いた、悪さはもちろんの事、木の板との間で結露を起こしたら、木は劣化します。つまり腐ります。

耐震性を高めるどころではなくなってしまいます。。。

 

多湿な日本、関東地方にとって家は湿気と戦っています。

断熱材は、「乾燥した空気」を動かなくするすることで、住宅の保温性を保ってくれます。

「湿気た空気」になると断熱性能はがた落ちです。水は熱を通しやすい物質ですから。

 

対策するには、

ー承い鯆未気い覆っ杷材+壁体内通気にして、湿気をとどまらせない。

⊆柴盪転紊押然以匹泙任垢戮討鬟ンガン湿気を通す素材で貫き通す

かの2択です。

 

「湿気を通す断熱材+湿気を通しにくい板」の組み合わせは、先々の補修コストを大きくする可能性が大です。

 

まぁ、100倍発泡を使っている時点で施主の事を考えていないことがバレ・・・ゲフンゲフン。

 

ちょっと毒が出ましたね。失礼しました。

 

長く暮らす住まいです。快適さも長続きさせるために、知っておいて頂ければなにより。

 

 

hiroyuki