栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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時代は変わり、価値観も変わる。

  • author: oustam
  • 2018.10.18 Thursday

先日、ママ友会のBBQを自宅で開催したとき、参加されたお友達パパと家づくりについて、

 

「昔は大工さん主導の家づくりだった。」という昔話をしました。

 

 

昔と言っても、我々の親、祖父母世代。家づくりって施主主導ではなかったようです。

 

建て替えの打合せなどしていると、施主様から、

「前に家を建てたときは、壁や床すらまともに選べなかった。間取りだって、大工のいいなり。」

なんておっしゃる方がかなり多いです。

 

大工さんが、

「俺が建ててやるんだから、任せろ。」的なケースは意外と多かったのではないでしょうか。

その実、住まい手とのニーズとのギャップが多く、「こうしたかったのに・・・」という気持ちが残ったのでしょう。

 

大工さんが受け継いできた確かな技術はあれど、住まい手の暮らし方の多様化についていけなかったのでしょうね。

 

その一方、「戦後のとにかく数を建てて、日本を復興させる!」という中で出来上がってきた、ハウスメーカー。

「家は30年持てば十分」という考えのもと、とにかく建てて、建て替えてという仕組みを作り上げました。

顧客ニーズを集約して、単一化することで、より効率化をはかってきました。ニーズを単一化したといっても、仕様を選べる幅があるので、大工さん主導の家づくりを経験した世代にとっては、自由度と営業マンの対応は感動的だったのではないでしょうか。

現在、ハウスメーカーと言えば大企業の代名詞ですが、その大成には、家を「建ててもらう」から「建てる」に価値観が変わってきた所にあるかもしれません。

 

そして、現在、ハウスメーカーでは建てたくないという方が増えてきています。

その大きな理由としては、ハウスメーカーも、やはり建てる側主導の家づくりと気づき始めています。

 

時代が、価値感が変わってきています。

自分たちが暮らす快適な空間、

他の人の価値観に惑わされない、自分たち家族のための暮らし方、

そのためのベースに必要な、断熱性能、耐震性能、

メンテナンスしながら永く暮らせる素材、

そしてパートナーとして傍にいてくれる施工者、

 

に価値を求める方が増えているなぁと感じます。

 

逆に、

 

誰かのトレンド、

集約されたニーズ、

効率化されて大量生産されるモノ、

建てる時だけ愛想のよい営業活動、

 

そういったものに価値がなくなりつつあるのでしょう。

 

戦後復興の大量生産、大量消費の時代は、とっくの昔に終わりを迎え、

住まい手の暮らしを考えた家づくりが求められる時代になりつつあるんです。

 

 

って話をBBQ中にパパ友に・・・だいぶ割愛したとはいえ、今思うとBBQ中の話題じゃなかったなぁ。

 

 

 

 

hiroyuki

決め手は何か?

  • author: oustam
  • 2018.10.11 Thursday

オースタムは、新築工事の着工前に、「着工研修会」というものを行っています。

 

内容は至ってシンプル。施主様とオースタムの主要協力業者の顔合わせ会です。

 

 

施主様、職人さん、それぞれが自己紹介しあうことで、お互いを少しでも知ってもらい、

施主様に家づくりを安心して任せていただけるようにとの願いから、15年以上続けています。

 

前回の着工研修会、施主のM様がごあいさつの中で、オースタムを選んだ理由を語ってくれましたので、

うれしいお話だったのでダイジェストでお伝えしちゃいます。

 

 

M様とオースタムの出会いは、一年以上前の真冬。

たまたま寄った見学会。その時は、夫婦で、ではなくご主人おひとり。

M様の家づくりの基本は「快適な家」。高気密高断熱住宅であることは最低限の条件でした。

 

「たくさんのハウスメーカーを訪れ、モデルハウスも見学しました。

 そんな時に何気なく寄った、地元工務店の構造見学会。

 家として完成していない状態にもかかわらず、中に入って快適な空間だったことに衝撃を受けました。

 さらに説明をうけて、建物の構造的にも非常に興味を持ちました。」

 

さらに、打合せ。大手ハウスメーカーとも打合せをしていたM様。

その違いも語ってくれました。

 

「打合せが始まると、一般的なメーカーは間取りをどうするか、仕様をどうするか?といったことを聞いてくる。

 しかし、オースタムさんは私たちの休日の過ごし方や、ライフスタイル、趣味や好きなものを聞き出して、

 そこから引き出してくれた漠然としたものをカタチにしてくれた。

 ほかの住宅メーカーさんは、打合せの回数も決められていて、こういう段取りで決めてと、効率を求められることが多かったが、

 そことは一線を画しているなぁと感じた。

 ここまでかなり長い期間をかけて家の具体化をしてきたけれども、普通はここまで付き合ってくれないだろうし、

 永く付き合ってくれたからこそ深い議論ができたし、自分たちを知ってもらえたし、オースタムのことも知ることができた。」

 

 

もちろん、住宅の基本性能が入り口ですが、人と人としての関係の中で弊社を選んで頂けたこと、本当にうれしく思います。

M様邸も、構造見学会、完成見学会、それぞれご了承いただいておりますので、

M様のように、体感して驚いていただけるような快適な空間をお見せできることとなりました。

 

M様、ありがとうございます。

そして、これから見学会に参加される皆様、お楽しみに。

 

 

hiroyuki

あの頃の情熱おぼえていますか?

  • author: oustam
  • 2018.10.04 Thursday

家づくりは、たくさんの制約のなかで行われます。

 

それは、「土地」だったり、「予算」だったり、「時間」だったり、

ほとんどの方がこの3つのことで思い悩むことになります。

 

私自身も自邸を建てるにあたっては、この3つとの闘いがありました。

(特に2番目ですが・・・)

 

真剣にまじめに、家族思いであればあるほど、特に旦那さんは思い悩む方がいらっしゃいます。

 

 

そうすると、ある症状が発症します。

 

それは「視野狭窄」です。

(もちろん、実際に発病する訳ではありません)視野狭窄とは、網膜剥離などで視野が狭くなる症状のことです。

 

視界が狭くなると、「図面」や「仕様」という目の前にあるものばかりが気になるようになります。

この症状、本当に多くの方が罹ります。皆さん真剣ですから。

 

その結果、どんどん狭い道に迷い込んでしまい、目的を見失ってしまう方も。

最近話した大手メーカーで新築した方だと、「部屋の大きさ」が気になり始めて、「断熱」を犠牲にしたご家族や、「蓄電池設置」のためにこどもが楽しみにしていた「ロフト」を削ったなどなど (´;ω;`)

 

 

そんな時、思い出してほしいのは、「どんな暮らし」を思い描いて家づくりをはじめたか。

ご家族の暮らしをより HAPPY にしようと思って家づくりを考えたはずです。

その時、どんな暮らしを想像しましたか?

どんな家族とどんな場所で、どんなことをしていましたか?

 

家づくりのゴールは図面の完成ではありません。

家族で暮らすこと。さらにそこからがスタートです。

「家を建てよう!」と思い立ったあの頃の気持ちをを思い出してみましょう。

そうしたら、大事にしたい空間やその配置、どこに予算をかけるかが変わってくるかもしれません。

 

 

hiroyuki

どちら様ですか???

  • author: oustam
  • 2018.09.27 Thursday

 

 

建築業をやっていると、FAXやメールでたくさんの来るものがあります。

 

それは、名前も知らぬ会社からの施工依頼です。

 

東京などのリフォーム会社などから、あなたの地域の工事依頼をもらったので

 

「●●万円で工事を頼めないか?」というもの。

 

会ったことも話したこともナイ会社からなので、詐欺の類だと思っていたので、これまで一切をごみ箱行きにしていたのだけれど、先日、一社だけ社名を検索したら、ちゃんとしたホームページのあるリフォーム会社さんでした・・・

 

社名を騙った詐欺ならいざ知らず、もし本当の依頼だとしたら、恐ろしいことです。

 

工事を相談した施主はそのリフォーム会社を信頼して施工を頼んだにも関わらず、自社で施工が難しいからと言って、業者名簿に手あたり次第FAX送りつけて、誰でもいいから施工してもらおうなんてことだったら・・・

 

そんなときに、ふと思ったのが、大手住宅メーカー。

 

実際に施工している大工の多くは地場の大工。大工だけでなく、電気屋も設備屋も左官屋も、みーんな地場の職人さんです。

でも、工事が始まるまで、誰に当たるか施主にはわかりません。

腕のいい職人さんに当たる事もあれば、そうでないこともあります。

しかも、腕のいい大工さんは自身で仕事を受注できるので、大手の下請けに入るケースは少ないのが実情かもしれません。

 

オースタムもかなり昔、私の入社前に一度だけ北〇ハウ〇ングの住宅施工をしたことがあるそうです。。

もう2度とやらないと弊社会長はボヤイておりました。

 

私がむかーし所属していたハウスメーカーでも、営業内で大工の当たりはずれの話がよく出ました。

 

だからこそ、多くのハウスメーカーはたくさんの設計ルールを設けて、仕様を統一し、システム化して、普段やらない仕事をさせない。職人の腕に頼らない方向にしようとしています。住む人のそれぞれの暮らし方ではなく、固まった枠に当てはめて、その暮らし方を固定します。

 

だから、工場でほとんどつくって、現地では組見立てるだけ。という工場見学がとっても楽しい某セ〇スイさんのような家づくりは最たるものでしょう。

 

もちろん、だからこそよりシステム化された大手が安心、と考える方もいるでしょうし、事前にどの施工者がいい施工か見分ける事は無理と方もいるでしょう。その考えを否定するつもりはありません。

 

ただ、ご家族がこれから夢を抱いてつくる家、それを安心してつくり、施工会社と長く友人でい続けるためには、施工者や経営者の顔が見えるということが大事だと考えます。

価格や見た目、という部分だけでなく、候補となっている建築会社の建物をたくさん見学し、その会社とたくさん話をすれば、意外と見えてくるものです。時間はかかるかもしれませんが・・・

 

オースタムでも、来週には次に着工する新築物件の顔合わせ会があります。

施主様ご家族とオースタム、そして協力業者に参加してもらい、責任をもって施工するために、お互いの顔を知ってもらう。

とても大事なことだと思っています。

 

最初は緊張しているお施主様の顔が、だんだん緩んでくる姿を見るのがとっても楽しみです。

 

 

hiroyuki

 

 

 

タダより高いものはナイ!?[地盤編]

  • author: oustam
  • 2018.09.13 Thursday

 

 

構造塾という、住宅の構造、地盤、耐震などについて学ぶ技術研修を受講しています。

 

今回は、地盤についての研修を受けました。

 

私自身は、地盤については得意分野です。今回の研修は昔習ったことを久々におさらいという感じでした。

 

というのも私は昔、「家は性能」で有名な〇条工務店に籍を置いていたこともあり、地盤についてしっかり学ばせていただきました。

というのも、当時、〇条工務店は『営業社員』がお客様宅を訪れて『地盤調査』を行っていました。

 

調査方法の説明や近隣状況の報告等、すべて営業の仕事。研修で学び、その伝え方を先輩をみて学ぶの繰り返しで基本知識をしっかり学ばせていただきました。

 

とは言っても、営業が行う問題も多々あって、さらには、「お客様に汗をかいている姿を見せることが重要」と本来ならカウンターが付いていて、データを自動で取れる時代に、営業が声を出して機械の回転数を数えたり・・・しかも営業が数えることをいいことにデータを改ざんするような輩が・・・ゲフンゲフン(今はもうそんな制度ではないとは思いますが。)

 

おっと、話が脱線しました。

今回の研修で話が出たのが、『地盤調査費用』についてです。

地盤調査会社は主に『地盤調査』、『地盤改良』、『地盤保証』の3つが主要業務です。

 

その中の『地盤調査』費用が驚くほど安い業者が出てきているとのこと。

聞くと、そんな値段で絶対やっていけないだろ!!と間違いなく思う値段。というのも提携している建築会社側からの要請で、とにかく価格を下げたのだそうだ。地盤調査会社に調査価格を安くさせて、建築会社は地盤調査を無料と謳って、お客様に案内しているとのこと。

 

無料、タダ、Free、甘美な響きです。

 

激安調査。調査会社からすれば、調査するほど赤字がかさみます。

調査の仕方も、内容もとにかく簡素化するしかありません。

 

さらに、どこで取り返すか。

 

『地盤改良』です。

 

本来ならば、調査の時点でより丁寧な調査をすれば回避できる安全側に出るかもしれない調査結果を、厳しめで見ることで『地盤改良』が必要な方向にもっていくことで、改良工事という仕事を手する、という仕組みがあり、もちろん明らかに地盤改良率が高いそうです。

 

 

調査費と改良工事費では明らかに、後者の方が大きな費用になってしまいます。

 

地盤調査は、オーナー様が長期にわたってその住まいに安心して暮らすために行うために、基礎形状や地盤改良の有無、種類の選定をするために行うものです。調査結果は厳しすぎても、緩すぎてもダメで、客観的でなくてはいけません。

 

これから家を建てようと考える方は、人生で最も大きなお金のやり取りをすることになります。

 

「なぜ、タダでいいんだろう?」

 

冷静に考えることをお勧めします。

 

 

ちなみに、地盤にある程度詳しい建築会社か判断するには、

 

「ボーリングじゃ、だめなの?」

 

って質問に、その場で答えられるかどうかで、わかるかもしれません。

 

お試しあれ。

 

 

(回答知りたい方は、お気軽にご連絡くださいね💛)

 

 

 

hiroyuki

紹介だから値引き300万円!?

  • author: oustam
  • 2018.09.06 Thursday

先日、新築のご相談を受けた際に、

 

「お宅はいくら引いてくれるの?」と真顔で聞かれました。

 

 

まだ、見積はおろか、プランの聞き取りもしておりません、今日初めて会いましたし・・・

 

よくよく聞いてみると、某大手住宅メーカーに相談しに行ったら、即日プラン持ってきて、

知人の紹介なら「300万円値引く」と話されたとのこと。

 

少々ご案内差し上げましたが、私がその方の希望している回答を出さなかったので、早々にお帰りになってしまいました。

ご足労頂いたのに、ゴメンナサイ。

 

 

さて・・・スゴイですね。「値引き300万円」。

 

オースタムにはできないことなので、本当にスゴイと思います。

一般的な家族からすれば大金です。それだけ安くしてくれれば、契約してもいいかな・・・

なんて思っちゃいますよね。

 

それでは、この「300万円」とは何なのか?冷静に考えてみましょう。

 

普通に考えると、建築会社の利益です。

安くした分、例えば配管や電線を中古品にして・・なんてコトはいまどきないでしょう。

(ないことを祈ります。)

 

一般の工務店で300万円も値引いたら、さあ大変です。

特に信用と信頼から、ご紹介でお仕事をいただいている工務店ならなおさらです。

お仕事の多くが値引き対象となってしまい、経営がなりたたなくなってしまいます。

 

つまり、このことから考えると、300万円もの値引きは元は、この2点のどちらか。

 

300万円引いても十分な利益を一般的には取っている。

 

⊂匆陲粒箙腓小さいので、コッチで値引いてもとりかえせる。

 

 

 

皆さんはどちらだと思いますか?

・・・

 

 

 

 

 

 

答えは、両方です。

 

‖膽蟒斬陬瓠璽ーの利益率は、一般的な工務店の2倍以上と言われています。

そうでなくては、高くなりますし、たくさんの展示場や営業マン、TVコマーシャルにお金がつぎ込めません。

 

⊂匆陲箸いΠ嫐でも、工務店に比べ、大手ハウスメーカーの場合は、紹介割合小さいので、

紹介とそうでない顧客を合わせた総数が更に大きい分、必然的に紹介割合は劇的に小さくなります。

 

さらに以前、知り合いの大手ハウスメーカーSの営業マンに聞いた話だと、コッチで値引いたら、アッチで取り返す。

利益はシーソーのようなモノで、傾いた分は逆側に上乗せするのだそうです。

営業マン自身でも調整している。とのこと。

ちょっと前の話ですが、今はどうなっているのやら・・・

 

 

そんな訳なんで、「300万円」も値引くことができるんですね。

 

つまり、もともと「300万円」上乗せされた金額で建てている家族もいれば、さらにそれ以上に上乗せされている家族も・・・

 

そう思うと、「値引き」があることが、「適正価格」として考えられますか?

 

建築会社までの話であればまだしも、協力業者や職人への値切り合戦がはじまったりしたら・・・

それこそ、良い建物が完成するなんて、夢のまた夢になってしまいます。

 

 

 

 

 

hiroyuki

 

 

 

決め手はなにか?

  • author: oustam
  • 2018.08.30 Thursday

これから家づくりを考えているかたを、実際に住んでいるオーナー様宅にお連れすることが多々あります。
 

先日、お引渡しをさせて頂いてから、丸1年経ち、春夏秋冬まるっと暮らしたオーナーのS様宅に初めて見学者をお連れしたときに、とても印象的なことをお話しいただいたので、紹介させてください。
 
そのオーナー様は、学生時代は熱力学を学ばれていて、大手企業でモノづくりに長くたずさわって来られた方。
お住まいを検討するにあたって、たくさんの検討を重ね、比較されていらっしゃいました。
ご要望の最優先は「冬あたたかく、夏すずしく、ストレスフリーな暮らし」。
 
そんな方が、建築業者を決めるときのこと。
 
S様曰く、
 
「最後に2社残った、A社は一般仕様では気密断熱に特にこだわってはいないが、
 高気密高断熱仕様もできるという。
 
 B社は常に高気密高断熱の住宅しか建てていない。
 高気密高断熱に仕様変更してもA社の方が少々安かった。
 
 でもB社を選んだ。
 
 なぜか・・・
 
 工場でつくる工業製品と違い、住宅は現場でつくる。
 
 だから施工精度が重要なんだよ。
 
 普段から、その施工を得意としてやっているかどうか。
 
 住宅の気密施工をするなんて、簡単ではない。
 
 コンセント、配管、取り合いなど、どのように施工するか。
 
 断熱も、熱橋となる箇所をどのように配慮するか、普段からやってないとできる訳がない。
 
 だから、金額に差があってもB社にしたんだよ。」
 
なんとも的確なお言葉。そこが決め手だったんですね。
 

 
選んで頂いた結果、夏も冬も快適に暮らしていただけて何よりです。
 
「冬には見学者にお風呂に入ってもらおう!お風呂出たときに、本当に暖かい体感ができるから!!」
 
S様より新たなるご提案もいただきました。是非実現させましょう。


 
hiroyuki

快適だと家から出なくなる?

  • author: oustam
  • 2018.08.24 Friday

高気密・高断熱・全館冷暖房の暮らしをお伝えしていると、しばしば言われるのが、

 

「家が快適だと家から出なくなるから、ダメだ。」

 

ダメかどうかは別として、果たして家からでなくなってしまうのでしょうか。

 

 

答えは「イエス!!」

 

正確に言うと、『無駄な外出をしなくなります』。

 

というのも、よく聞く話として、

夏、家が暑いので家族でショッピングモールに行くとか、図書館へ行くとか。

冷房の効いた場所へ避難するご家族って意外といらっしゃるようです。

 

家族でショッピング。とっても素敵です。

でも、家の環境が良くないからというのは、ちょっと危険。

家族のお出かけは意外と出費が伴うものです。

そのちょこちょこ出費がまとまると大きくなるものです。

気が付くと、ちょっと大きなお出かけができる程度の額になりがち。

 

家が涼しいと、

庭でバーベキューをして、「暑いー!!」ってなっても、家の中は、ひんやり。

草取りをして戻っても、ひんやり。

お出かけして帰ってきても、ひんやり。

お風呂をでても、ひんやり。

ふとんに入っても、ひんやり。

 

 

避難のために出かける必要はありません。

家こそが避難場所です。

 

私も今年の夏は、家族で Rock in japan Fes.に参加しましたが、

一日歩き回って疲れ切った体で家に帰って、玄関を開けた瞬間の涼しさと言ったら・・・

 

実際にオーナー様に聞いても、外出ができなくなったという意見は皆無です。

ただし、『早く家に帰りたくなる。』という意見は結構よく耳にしちゃうんですけどね。

 

家は家族のためのシェルターです。屋外の雨風だけでなく、暑さ、寒さから身を守ってくれる場所。帰りたくなる場所です。

お出かけしても、うちに帰りたいと思える場所であることは、とても価値あることだと思いませんか?

 


 

 

hiroyuki

 

 

 

 

帰省すると気付くんです。

  • author: oustam
  • 2018.08.16 Thursday

Tシャツの家仕様にて自宅を建てて4年半が過ぎました。

夏・冬ともに温熱環境最適な暮らしをしていると、それが特別であることを忘れそうになります。

それを思い出させえてくれるのが、盆・正月の帰省です。

多くのオーナー様が、「Tシャツの家に暮らすと快適が当たり前になっちゃうけど、帰省した時に気づくんです。」

というお言葉たくさんいただきます。

私たち一家も、今年も帰省することで、あらためて過酷さを体感してきました。

 

 

奥さんの実家は名古屋。宇都宮と比べると、夏はめっぽう暑い地域です。

実家はだいたい築40年。ほぼ無断熱に近い作りです。当時では一般的な住宅仕様です。

今回、家族で帰省して感じたことを、箇条書きにしてみます。

 

・冷房をつけても床や布団が妙に温まっている。

・エアコンがある部屋とない部屋で温度差約10℃。

・トイレに入ると汗だく。

・お風呂に入った後、汗が引かず、寝間着が汗だく。

・寝るときに冷房をつけると、冷え過ぎ、止めると暑すぎる。

・眠りが浅い。子供もめずらしく夜泣き。(枕が変わったせいかな。)

・暑いので水分を摂取しすぎるためか、夜中にトイレに起きる。

・子どものオムツ内であせもが。

・とにかく暑く、湿度が高い。

 

普段、温度・湿度が管理できるレベルの高気密高断熱住宅の場合、起こらないことばかりです。

 

先に記した通り、ほぼ無断熱、窓だってシングルガラスのアルミサッシ。仕方ないかもしれません。

それでも、今これを読んでいる方で上に書いた内容が当てはまらない暮らしをしている方はまだまだごく少数のはずです。

 

今回は夏のレポートですが、冬は冬で・・・

 

夏も冬も毎年やってきます。季節の配分が変わって、中間の季節が短くなってきています。

わかっていながら、毎年辛い思いをする必要はありません。

そこに価値を感じられるのであれば、断熱・気密に特化した建築会社に相談することをお勧めします。

 

自宅に帰って、全館空調、室温26℃、湿度50%の寝心地とと言ったら・・・

 

 

 

hiroyuki

 

 

平屋は高い?

  • author: oustam
  • 2018.08.02 Thursday

一昔前までは、ご年配の家づくりのイメージが多かった『平屋』ですが、近年若い方からも望まれるようになり、平屋の需要はとても多くなりました。

 

ただ、ホントは平屋がいいんだけど、あきらめている方も多くいらっしゃいます。その多くの方が言うのが、

「平屋、高いでしょ。」

 

さて、そこんとこ、どうなんでしょう。

 

 

例えば、同じ仕様、同じ部屋数、部屋の大きさで40坪の家で比較した場合、

「総二階」と「平屋」では、

まず間違いなく「平屋」の金額が大きくなります。

 

理由は大きく2点。

 

ヾ霑辰量明

建物を横から見てみましょう。

 

両方の絵を比較すると分かるように同じ40坪の建物にも関わらず、地面に接している面積は2倍になっています。

基礎の面積が2倍になったという事、面積が2倍だからと言って金額が2倍になるわけではありませんが、コストアップします。

 

屋根の面積

次は建物を上から見てみます。

先ほどの基礎面積同様、2倍になっています。

やはり同じ床面積の建物であっても平屋になることで、部分的にコストアップしていることがわかります。

 

ローコスト住宅に総二階が多い理由はここにあります。

更に言うと、同じ床面積でも、総二階、一部二階あり、平屋によって建築コストが変わるため、坪単価という表現で比較する難しさをご理解いただけるかと思います。

 

では、平屋にするとコストアップする部分ばかりなのでしょうか?

 

実は、平屋にすることによって、コストダウンになる部分もあります。

 

例えば、階段やホールは平屋には必要のないスペースです。

また、2階建てになることで、動線が伸びてできる廊下などのスペースを省略できるケースもあります。

希望の部屋の部屋数、大きさを満たしたとしても、全体として省スペース化を図ることも可能です。

 

つまり、40坪で想定したものを、無駄を削いで、38坪くらいまでコンパクトにしながらプランニングできることもあります。

もちろん、総二階よりもコストを下げることは難しいかもしれませんが、面積の部分で差分をかなり小さくすることは可能でしょう。

平屋暮らしは、2階建てに比べてライフスタイルの変化にも適応しやすく、メンテナンスも2階建てに比べるとコスパがいいです。

(さらに全館冷暖房もしやすかったりします。)

敷地の大きさや、周囲の環境など、検討にあたっては、条件もありますがそれに有り余るメリットを備えています。

高いという先入観だけで、諦めてしまうのはもったいないので、その思いはカタチにしてみましょう。

 

 

hiroyuki