栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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より風通しのイイ家をつくるために。

  • author: oustam
  • 2018.04.20 Friday

一気に初夏の陽気になった今日この頃。

温度も湿度も丁度良イイ季節なので、窓を開けて風を通すと気持ちいいですね。

 

 

今回は風通しのイイ家をつくる為のポイントをご紹介。

 

まず、基本的には卓越風という、その地域のその季節に吹く風の向きを考えて窓を配置します。

4月の宇都宮(7時から22時)ですと、日中は、

南南東側からの風が一番多く12%、次いで北北東からの風が11%というデータがあります。

(建築環境・省エネルギー機構ホームページより)

これが5月になると、南からが14%、次いで南南東が13%と時期ごとに変化していきます。

窓を開けることを想定する時期に合わせた窓配置というのが一般的に云われるセオリーです。

 

ただ、この考え方は周りに建物があると一変します。

東京大学準教授の前真之先生も著書にて書いているのですが、

「風は気まぐれ、隣に建物ひとつ建てば風向きは想定外に」なります。

ましてや、住宅地となれば密集した建物が風向きを狂わせます。

その為、全方位的に窓を配置し、室内での風の入り口、出口をしっかりつくることが大事です。

 

さらに、室内の熱を排気する事を考えると、1階の大きな窓から風をとり入れ、吹抜けなどを通して2階の窓から自然排気する方法も有効です。ご存知の通り、暖まった空気は自然と上に上がります。高い位置から排熱を計画できるとよりエコです。

もちろん、吹抜けなどの空間を作る際は、冬の暖房を考えて気密断熱への配慮を必ず検討してくださいね。

 

ということで、風通しのイイ家をつくるには、

〜簡位的な採風窓

風の入り口出口

9發気鮖箸辰深然換気

 

がポイントです。

 

ただし、風はきまぐれ。周囲の建物状況によって、風が欲しい春や秋の時期に採風が期待できない事も想定されます。

また、、真夏については、窓を開けると風と同時に暮らしを不快にする「湿気」を室内に呼び込むことになります。風を通しても不快指数が高くなる地域の方が多いです。採風しなくても快適に暮らせる住宅性能を持たせておくことは、宇都宮近郊では必須です。

採風の中心は春・秋と考えておきましょう。

 

 

hiroyuki

 

花粉症と家とアレルギーと。

  • author: oustam
  • 2018.03.24 Saturday

杉花粉も最盛期。例年、ちょっと鼻が詰まったり、ムズムズしたり、程度の私も、今年はクシャミ、目のかゆみが出るほど。かなり多いですね。重度の花粉症の方は、本当に大変ですよね。

 

 

この季節は、風も強く窓ガラスの周りに外から入ったと思われる砂埃が、溜まっていたりしませんか?

すき間の多い住まいだと、外からのホコリが室内に入ってきます。花粉症の方にはたまったものではありません。

すき間の大きさは、気密性で考える事ができます。現わす数値は『C値』。

花粉症の人はC値1.0以下の高気密住宅を検討してください。

 

また、シックハウス対策を目的とした24時間換気。これも種類によっては花粉症の方を困らせます。

24時間換気の中でも一般的な『第3種換気』と云われるもの。こちらの多くは各部屋に給気口を付けるケースが主流です。

外からの空気が入ってくる場所が各部屋にあるということは・・・

メンテナンスでは、そのすべてのフィルターを掃除しなければいけませんのでその時・・・

花粉症の方は『第1種換気』という給気口が1か所のでフィルターも1か所のものを選ぶ方が良いでしょう。

 

花粉症を発症している方のお話を聞くと多くの方が、アレルギー性鼻炎を併発していらっしゃいます。

アレルギー性鼻炎の原因はハウスダスト。ハウスダスト=カビ・ダニです。

住まいの中でカビ・ダニが発生する大きな原因は、結露です。これは建物の断熱不足や換気不足、調湿不足から発生します。

 

実はアレルギーが原因の病気を改善させるも悪化させるも、暮らしの環境です。

 

もちろん、高気密住宅を建てたからと言っても、花粉が入って来ない訳ではありません。人が出入りすれば一緒に入りますし、服にもついてきますし、カビのない無菌室のような住宅もありません。

 

しかし、毎日疲れた身体を休めるための『家』ですから、出来るだけゆっくり休める場所にしたいですよね。

 

こんな話をしているもの、昨日花粉症のオーナ―様宅にお伺いした時に、

オースタムの建物に引っ越す前は、花粉症とアレルギー性鼻炎で就寝前、ひきつるような咳で恐ろしく寝つきが悪かったのが改善されたとのお言葉をいただいたからなんです。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎を『家』で完全に治すことはできません。しかし、改善のお手伝いはできるんです。

特にお子さんのアレルギーが心配な方は、自然素材などの単体としての『素材』も需要ですが、それを含めた、全体としての『建物の住環境性能』はより重要になります。

 

 

長くなったので、今日はココまで。

 

 

oustam 鈴木博之

 

ファミリークロークで家事ラクを。

  • author: oustam
  • 2018.03.16 Friday

奥様の家事の中でも、最も移動距離が長い、

洗濯 → 物干し → お畳み → 収納 の動線。

 

その中でも、寝室、子供部屋など、各居室に畳んだ洗濯物を運ぶ手間を減らしたい。

だって、毎日の事だもの。

というママさん増えています。

 

ということで、ここ最近、ご提案が増えているのが

『ファミリークローク』という考え方。

 

家族の洗濯物を一カ所にまとめて、衣裳部屋をつくる、

大きなウォークインクローゼットを作るということです。

 

 

そうすることで、ママも収納への移動距離が格段に短くなりますし、場合によってはファミリークロークでお畳みまで計画するケースもあります。

私の自宅も7畳のファミリークロークを作りましたが、服に限らず、家中の収納が集約されています。

そこに行けば全てあるので、とーても便利ですよ。

 

作るときの注意点は3点。

 

―估口を2カ所つくると、2人以上の家族が一緒に入った時に動線の調整がしやすいです。

個室程度の大きさがあるスペースであると同時にそこで着替えまでする場所ですので、冷暖房を考える必要があります。

 全館冷暖房の住まいとの相性が抜群です。せっかく作っても暑い寒い場合、ファミリークロークに行くことがつらくなります。

0畩愽屋としての空間が主体となるので、湿度をしっかり管理するために計画換気が重要です。

 換気が甘かったり、気密断熱が甘かったりすると、カビだらけになりかねないのでご注意を。

 

ママの毎日がもっと楽になるプランニングの参考になれば。

 

より具体的なケースを知りたい場合は、直接私にご相談くださいね。

 

 

 

oustam 鈴木博之

シャッター標準は豪華仕様???

  • author: oustam
  • 2018.03.08 Thursday

見学会でたまに聞かれます。

「シャッターは標準で付いていますか?」

 

 

皆さんは、自宅にシャッターが必要だと考えたことがありますか?

オースタムでは、新築の場合、標準でつけていないどころか、基本的にご提案しないことが多いです。

 

そもそも、シャッターを付ける意味合いとは何でしょうか。

一般的な住宅にシャッターが付き始めたのはここ十数年くらいでしょうか。

それまでは『雨戸』が一般的でした。

 

雨戸を付ける理由は大きく4つあります。

まず一つ目は、『防犯』です。

外部からの侵入から身を守るためが大きいですよね。堅牢な雨戸があれば安心です。

ただし、小さい窓などはシャッターを設置できないケースも多々あります。

そのため、現在は雨戸を使わずとも、防犯ガラスの利用と、サッシの複数ロックによって、全窓の防犯性能を経済的に上げる事ができます。

 

二つ目は『断熱』です。

もともと断熱性能の低い日本の家は、すきま風の宝庫です。もう一枚外側に戸を建てる事で少しでも寒さを防ぎました。

現在は、窓の断熱性能が快適な暮らしに如何に重要であることが、あたり前に知られるようになりました。樹脂サッシトリプルガラスなどの断熱性能の高いサッシを使用することで、断熱に雨戸を必要としません。

 

三つ目は、『遮光』です。

「真っ暗じゃないと寝られない」という方は、寝室に雨戸が最適です。

しかしそれ以外の方の場合、真っ暗が必要なケースは多くありません。

カーテン等の遮光性能も非常に高くなったので、多少の光漏れOKの場合は、こちらの方が経済的でしょう。

 

四つ目は、『台風時に何か飛んできて、ガラスが割れないように』。

これは、雨戸に勝るものなし!

ただ、わたしも今までに台風でガラスが割れて交換したケースは1枚のみです。複層ガラスの外側一枚でした。もちろんガラスは交換しましたが、火災保険が適応しました。

現在ほとんどの方が火災保険に加入するので、雨戸という高い保険を追加で掛ける必要があるのかどうか・・・

 

確かに、シャッターが付いていると、家の仕様が豪華になっているように見えます。

建売住宅などでも電動シャッターが付いているところもあるようです。

「すごい!ハイテク仕様だ!」と思わされてしまうかもしれません。

しかし、そこにはコストがかかっていて、本当に必要を感じている人以外は、無駄なコストです。

その分、断熱性能を高めたり、素材にこだわる予算を生み出せたかもしれません。

 

あくまでも個人的な意見ですが、シャッターが閉まっている家を見ると、閉鎖的な印象を受けます。

 

まとめると、必要なライフスタイルの方が、必要な窓にシャッターを付ける事が重要で、

全部の窓にシャッターが付いているのは、オカネ、モッタイナイ!!

これ、他のものでも当てはまります。頭の隅に置いておきましょう。

 

 

hiroyuki

すきま風の原因はスキマだけにあらず。

  • author: oustam
  • 2018.02.28 Wednesday

 

皆さんのお家の中は風を感じますか?

持ち家で築年数が経っている方は、すきま風が入ってくると話される方も多いです。

古い家はすき間が多いので、外から冷たい風が入ってくから寒い。

しかし、最近の高気密住宅あっても家の中で風を感じるケースがたくさんあります。

 

すきま風の原因はスキマだけではないんです。

 

家の中で体感できるくらいの風が吹くと、体温を奪われやすく、さらに不快指数が高まります。

つまり、寒く感じやすいということです。

 

この風の原因のひとつは、「温度差」です。

例えば、一番身近にあるのは、「窓」。

冬のじきは、窓が閉まっているのに暖房している部屋のカーテンがユラユラ。

冷たい空気がヒュー。

心霊現象ではありません。

暖房されて暖められた空気が冷えている窓ガラスに触れると急激に冷やされて重くなり、下向きの風が発生します。

これを「コールドドラフト」と言います。

 

天気予報でも、暖かい空気と冷たい空気の境目では天候が荒れるように、家の中でも暴風が発生します。

この場合の原因は、窓の断熱性能不足です。窓ガラスの室内側の表面温度が大きく下がってしまった結果、空気が動き、風が起こります。

 

この現象、窓だけでは飽きたらず、家中至る所で発生します。

各部屋暖房の場合、暖房している部屋としていない部屋の温度差が大きくなるため、足下を冷気がヒュー。

リビングと廊下、廊下と玄関、1階と2階、温度差があると、いたるところで風が発生します。

この風は冷やされた風です。

人の性質として、頭寒足熱が理想。足下を冷やされると「寒っ!」と感じやすくなります。

 

このコールドドラフトを起こさないためにも、建物全体を同じ温度にする、温度のバリアフリーが必要になります。

各室での暖房では風を感じない暮らしは非常に難しいです。

あたたかい家に暮らしたいと思われている方はすきま風のない暮らしを望んでいるはずです。

高気密高断熱は当たり前。

全館暖房の計画をしてはじめて、すきま風のない暮らしが実現します。

 

 

hiroyuki

 

 

 

断熱性能+耐震性、間違いさがし。

  • author: oustam
  • 2018.02.20 Tuesday

先日、ある紙面を読んでいた時に、発泡ウレタンの中でも「100倍発泡」を使って断熱し、さらに建物の外部は「構造用合板」を張って耐震性を高めている住宅仕様が多々あるとの記事に目が行きました。

 

ビックリです。実はこの方法、かなりリスキーなことをやっています。

 

 

100倍発泡とは、アクア〇ォームとか、マシュマ〇断熱などの名称で使われている現場発泡ウレタンフォーム断熱の一種です。

この断熱材は基本的に水(湿気)を通します。スポンジだと思って頂ければわかりやすいですね。

(より詳しく知りたい方は以前のブログ記事「断熱材にこだわる理由」をご参照ください。)

 

水を通すことがわかっているので、製造メーカーも施工する際には外側に湿気を通すシート(透湿シート)を施工することを必須としています。そうしないと、水が残って結露したり、断熱材を劣化させたり、断熱性能を低下させるという悪さをする事がわかっているからです。なので、湿気を通しやすくすること必須です。

 

では、本来湿気を通しやすくしなければならないところに、木の板(構造用合板)をはったらどうなるでしょう。

 

・・・リスキーです。

 

先に書いた、悪さはもちろんの事、木の板との間で結露を起こしたら、木は劣化します。つまり腐ります。

耐震性を高めるどころではなくなってしまいます。。。

 

多湿な日本、関東地方にとって家は湿気と戦っています。

断熱材は、「乾燥した空気」を動かなくするすることで、住宅の保温性を保ってくれます。

「湿気た空気」になると断熱性能はがた落ちです。水は熱を通しやすい物質ですから。

 

対策するには、

ー承い鯆未気い覆っ杷材+壁体内通気にして、湿気をとどまらせない。

⊆柴盪転紊押然以匹泙任垢戮討鬟ンガン湿気を通す素材で貫き通す

かの2択です。

 

「湿気を通す断熱材+湿気を通しにくい板」の組み合わせは、先々の補修コストを大きくする可能性が大です。

 

まぁ、100倍発泡を使っている時点で施主の事を考えていないことがバレ・・・ゲフンゲフン。

 

ちょっと毒が出ましたね。失礼しました。

 

長く暮らす住まいです。快適さも長続きさせるために、知っておいて頂ければなにより。

 

 

hiroyuki

にゃんこと暮らす。

  • author: oustam
  • 2018.02.16 Friday

以前から、Tシャツの家オーナー様にも新築を機にワンちゃんを家族に迎え入れる方がいらっしゃいましたが、最近のオースタムは「にゃんこ」オーナー様が増えています。

 

私も、自宅を新築した時に猫を一匹家族に迎え入れ、今もぬくぬく暮らしています。

 

猫を飼いたい思いがあるなら、猫の基本的な性質を知って、新築時から計画しておくと良いでしょう。

 

写真はうちの「ししゃも」さん、4歳(♀)にモデルになってもらいます。

眠そうですがご勘弁を。

 

まず、猫の生活には必ず上下運動が必要になります。もともと木の上で生活していた動物のため、木登りが生活の一部なんです。それができないと、運動不足になりやすく肥満や、慢性の病気にかかりやすくなります。

 

平面での運動が中心のワンちゃんとは根本的にちがいます。

広さはなくても良いので、高さが必要になります。

 

また、樹上生活の結果、高いところから周囲を監視することで安心します。

 

ということで、猫の快適な生活には、キャットステップやキャットウォークは欠かせません。

 

キャットタワーを設置する方法もありますが、後からの設置だと場所をとってしまうので、先に計画することをオススメします。

 

猫を飼う前でも、キャットステップは小物を飾る棚として、キャットウォークは吹抜けの梁を利用すれば、違和感はありません。

 

さらに計画すべきは、猫がひとりになれる場所。目につきにくくて、安心して隠れられる場所です。

ワンちゃんと違い、猫はひとりの時間を大切にします。落ち着く場所を与えてあげましょう。

さらに、ご飯とトイレスペースがあれば、プランとしては十分です。

 

時々質問されるのが、床材選びですが、やはりワンちゃんと比較すると関節が柔らかいので、床材の固さやすべりやすさは、それ程気を遣わなくても大丈夫です。ただし、クッションフロア(CFシート)など柔らかすぎる素材の場合、爪を立てて破ってしまう事があるので、フワフワ系のみ×です。

 

爪とぎも造り付にしている建築画像などをよく見かけますが、あまりオススメできません。

爪とぎは好き嫌いが大きいので、造り付にしても使ってくれなかったり、消耗品なので交換に手間がかかったりしますので、市販のものを利用する方が賢明でしょう。

 

今、一緒に暮らしている猫と新築の建物に暮らす場合は、個猫差があるのでよりしっかり暮らし設計をしてあげる必要があります。

 

さらに家族として留守番してもらうために、温度差のない快適な住環境を与えてあげてください。

ペットリフォームの中心的なご相談は、「暑い」・「寒い」・「電気代がかかる」です。

 

 

 

冬でも床に寝ころべるくらい快適にしてあげましょう。

にゃんこが快適なら、一緒に暮らす飼い主も快適に暮らせます。

 

より詳細なご質問ありましたら、気軽にご相談ください。

ニャンコだけじゃなく、ワンちゃんもOKです。

 

 

hiroyuki

 

家事ラクな動線。

  • author: oustam
  • 2018.02.09 Friday

先日の見学会で、お客様から、

「水回りの家事動線のセオリーってあるんですか?」という質問がありました。

 

セオリーでいうと、水回り(いわゆるキッチン、バス・ランドリー)が近いと家事動線がいいですよね。

 

さらにキッチン、ランドリーそれぞれで考えていくと、

キッチンについては、玄関とパントリーからキッチンへの収納動線がポイントになっています。

 

 

水やトイレットペーパーなど大量ストックをする家庭では、玄関→ストックヤード→キッチンの動ができると、買い物帰りとっても便利です。

 

また、ランドリーについては、洗う→干す→たたむ→しまう の動線です。

これまでの一般的な住宅だと、洗う(ランドリー)→干す(2階バルコニーor庭)→たたむ(リビングor和室)→しまう(各部屋)と家事動線が長くなります。

 

 

全館空調+調湿ができる住まいの場合、洗う、干す、たたむ までをランドリー兼室内物干場にて対応。

しまうのは、ファミリークローク(家族全員利用のクローゼット)という方法も可能です。

さらに、どの部屋で作業しても温度差もないのは家事ラクですよね。

 

家の性能が変わると、家事動線も変わります。

 

 

hiroyuki

 

エアコンは家電じゃありません!?

  • author: oustam
  • 2018.01.25 Thursday

宇都宮でも初雪が大雪となり、最低気温−10℃に届く日がでてきた大寒波。

 

皆さん、あたたかく暮らせていらっしゃいますか?

 

1月23日、24日と、東京電力から電力警報が出ました。

大雪に伴い、暖房による電力消費が大きくなったためです。

これを見ると、電気による暖房が大きいんだなぁって改めて思います。

 

ご自宅の暖房はどんなもので行っていますか?

石油ファンヒーター?

ガスファンヒーター?

電気ストーブ?

オイルヒーター?

蓄熱暖房機?

それとも、エアコンでしょうか?

 

近年のお住まいですと、エアコン暖房の家が多いかと思います。

しかし、「エアコン暖房は寒い」ってイメージありませんか?

 

 

現実に、新築された方から「家が寒い」という相談をいただきます。

実はコレ、断熱の問題だけではありません。

エアコンの選定に問題がある場合があるんです。

 

エアコンは、室外機(ヒートポンプ)によって、外気の熱を奪う事で、室内の空気を暖めたり、冷やしたりすることができます。

しかも、1の電気で5以上の熱をつくってくれる優れものです。

電気ストーブやオイルヒーター、蓄熱暖房機は1の電気で1の熱を出します。

それに比べると、超高効率!!

 

・・・なのに、寒いってどういう事でしょう。

それがエアコンが「家電」ではなく、「住宅設備」である所以。

設置する現地に合わせた設備が必要だからです。

 

エアコンは、機種によって氷点下に極端に弱い機種が存在します。

外気温がマイナスになると、室外機のファンが凍ってしまうのを防ぐため、ファンの回転を止め、ヒーターONします。

もちろん、ファンの回転が止まるので熱回収ができず、室内のエアコン本体からは、送風状態の風しか出てきません。

でも、ヒーターを使っているので、どんどん電気消費だけはしている状態です。

 

冬の外気温がマイナスにならない地域なら、このエアコンでOKですが、宇都宮ではアウトです。

本当に暖房が必要な寒い時に限って、暖まらない暖房器具ではお金の無駄になってしまいます・・・

 

併せて、暖めたい空間の大きさとエアコンの容量、台数。これも大事です。

 

エアコンの設置にあたり「〜畳用」表記があります。

つい表記にしたがって設置したくなりますが、

 

建物の性能や大きさ、建築地域によっては、1台で全館暖房できる事も。

 

と言うように、本来エアコンは、プロが、

 

『どの地域の』『どんな家の』『どの場所に』『どの容量の』『どの機種を』

 

設置するかを見定めないと、快適に過ごすことはできません。

冷蔵庫や電子レンジのように、持って帰ってコンセントをつなげば、誰でも平等に価値を得られるものではないのです。

 

家電量販店では、家の状況は見てくれませんから、その時在庫の多いものから販売するし、

建築会社の中にも、平気でエアコンは建てた後、施主が自分で設置してもらうところがあります。

その結果が、実情に合った機種が設置できないので、想定通り暖かくならないのです。

 

本当にあたたかい家づくりをしたい方は、エアコンを機種、台数、設置位置まで提案できる建築会社を選ぶことが重要です。

エアコンは、家電ではなく、住宅設備なのですから。

 

hiroyuki

 

 

太陽光発電中心の家づくり、やめませんか?

  • author: oustam
  • 2018.01.20 Saturday

本日も、体感見学会真っ只中。たくさんのご予約ありがとうございます。

たくさんの方とお話できて、とても良い見学会でした。
という事で、本日、お客様と話して思ったことを話題にしたいと思います。
それは、「太陽光発電中心の家づくり、やめませんか?」
太陽光発電システムが一般的に認知されて、もうすぐ10年になろうとしています。
その結果、太陽光発電ありきの家づくりが横行しています。
と言っても、太陽光発電システムが悪いと言いたいのではありません。
太陽光発電を最優先に家づくりをすることに問題を感じています。
ある方は、建築会社から、「太陽光発電システムをつければ快適な暮らしができる」風な事を云われたそうです。
もちろん、発電することでエアコンなどの電気をまかなえますが、それと快適とは別問題です。
例えば、太陽光を設置してエアコンを湯水のごとく使えたとしても、暖かく(涼しく)なる場所は、エアコンのある場所だけでしょう。廊下や、階段、トイレ、脱衣室などにエアコンを設置する方はいませんので、快適であるはずもありません。
エアコンの設置台数を増やした場合、イニシャルコスト、故障時や買い替え時のコストを考えると・・・
太陽光発電を最大限生かすためには、最少のエアコンで全館冷暖房できるだけの断熱・気密性能や換気機能を持っている住宅です。そうでない場合、太陽光はただの投資でしかありません。
システムに投資することによって、先々の電気代上昇のリスクを回避するためのものです。
つまり、リスクヘッジですね。
数年前までは、設置すれば売電で大儲けなイメージでしたが、売電価格が下がった今は自宅で消費して電気使用の実質負担額を減らすことがポイントになります。ココがご理解いただければ、太陽光はオススメです。
むしろ設置した方がいいです。
しかし、快適と混同してはいけません。
快適な暮らしのためには、まずは住宅の気密・断熱・換気・調湿・空気環境に力を入れる事が必須です。
そこをクリアして初めて投資が意味を成します。
家族の暮らしよりも投資を優先するのは、順番が逆です。
太陽光発電中心の家づくり、やめませんか。
hiroyuki