栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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帰省すると気付くんです。

  • author: oustam
  • 2018.08.16 Thursday

Tシャツの家仕様にて自宅を建てて4年半が過ぎました。

夏・冬ともに温熱環境最適な暮らしをしていると、それが特別であることを忘れそうになります。

それを思い出させえてくれるのが、盆・正月の帰省です。

多くのオーナー様が、「Tシャツの家に暮らすと快適が当たり前になっちゃうけど、帰省した時に気づくんです。」

というお言葉たくさんいただきます。

私たち一家も、今年も帰省することで、あらためて過酷さを体感してきました。

 

 

奥さんの実家は名古屋。宇都宮と比べると、夏はめっぽう暑い地域です。

実家はだいたい築40年。ほぼ無断熱に近い作りです。当時では一般的な住宅仕様です。

今回、家族で帰省して感じたことを、箇条書きにしてみます。

 

・冷房をつけても床や布団が妙に温まっている。

・エアコンがある部屋とない部屋で温度差約10℃。

・トイレに入ると汗だく。

・お風呂に入った後、汗が引かず、寝間着が汗だく。

・寝るときに冷房をつけると、冷え過ぎ、止めると暑すぎる。

・眠りが浅い。子供もめずらしく夜泣き。(枕が変わったせいかな。)

・暑いので水分を摂取しすぎるためか、夜中にトイレに起きる。

・子どものオムツ内であせもが。

・とにかく暑く、湿度が高い。

 

普段、温度・湿度が管理できるレベルの高気密高断熱住宅の場合、起こらないことばかりです。

 

先に記した通り、ほぼ無断熱、窓だってシングルガラスのアルミサッシ。仕方ないかもしれません。

それでも、今これを読んでいる方で上に書いた内容が当てはまらない暮らしをしている方はまだまだごく少数のはずです。

 

今回は夏のレポートですが、冬は冬で・・・

 

夏も冬も毎年やってきます。季節の配分が変わって、中間の季節が短くなってきています。

わかっていながら、毎年辛い思いをする必要はありません。

そこに価値を感じられるのであれば、断熱・気密に特化した建築会社に相談することをお勧めします。

 

自宅に帰って、全館空調、室温26℃、湿度50%の寝心地とと言ったら・・・

 

 

 

hiroyuki

 

 

平屋は高い?

  • author: oustam
  • 2018.08.02 Thursday

一昔前までは、ご年配の家づくりのイメージが多かった『平屋』ですが、近年若い方からも望まれるようになり、平屋の需要はとても多くなりました。

 

ただ、ホントは平屋がいいんだけど、あきらめている方も多くいらっしゃいます。その多くの方が言うのが、

「平屋、高いでしょ。」

 

さて、そこんとこ、どうなんでしょう。

 

 

例えば、同じ仕様、同じ部屋数、部屋の大きさで40坪の家で比較した場合、

「総二階」と「平屋」では、

まず間違いなく「平屋」の金額が大きくなります。

 

理由は大きく2点。

 

ヾ霑辰量明

建物を横から見てみましょう。

 

両方の絵を比較すると分かるように同じ40坪の建物にも関わらず、地面に接している面積は2倍になっています。

基礎の面積が2倍になったという事、面積が2倍だからと言って金額が2倍になるわけではありませんが、コストアップします。

 

屋根の面積

次は建物を上から見てみます。

先ほどの基礎面積同様、2倍になっています。

やはり同じ床面積の建物であっても平屋になることで、部分的にコストアップしていることがわかります。

 

ローコスト住宅に総二階が多い理由はここにあります。

更に言うと、同じ床面積でも、総二階、一部二階あり、平屋によって建築コストが変わるため、坪単価という表現で比較する難しさをご理解いただけるかと思います。

 

では、平屋にするとコストアップする部分ばかりなのでしょうか?

 

実は、平屋にすることによって、コストダウンになる部分もあります。

 

例えば、階段やホールは平屋には必要のないスペースです。

また、2階建てになることで、動線が伸びてできる廊下などのスペースを省略できるケースもあります。

希望の部屋の部屋数、大きさを満たしたとしても、全体として省スペース化を図ることも可能です。

 

つまり、40坪で想定したものを、無駄を削いで、38坪くらいまでコンパクトにしながらプランニングできることもあります。

もちろん、総二階よりもコストを下げることは難しいかもしれませんが、面積の部分で差分をかなり小さくすることは可能でしょう。

平屋暮らしは、2階建てに比べてライフスタイルの変化にも適応しやすく、メンテナンスも2階建てに比べるとコスパがいいです。

(さらに全館冷暖房もしやすかったりします。)

敷地の大きさや、周囲の環境など、検討にあたっては、条件もありますがそれに有り余るメリットを備えています。

高いという先入観だけで、諦めてしまうのはもったいないので、その思いはカタチにしてみましょう。

 

 

hiroyuki

 

 

お医者様が勧める健康住宅。ここがポイント。

  • author: oustam
  • 2018.07.26 Thursday

先週、ファースの家全国大会に参加した際に、星 旦二先生の講演を聞かせていただきました。

 

星先生というのは、現在、首都大学東京の名誉教授。日本でもっとも住環境と健康について先の知見をもっているといわれている、健康住宅を扱っている建築会社ならば、知らぬ人はいない程の権威です。

今ではよく知られている下の写真、暖かい家に転居すると転居前に比べて病気になる人が減少する実証グラフ。

 

こちらの実証にも星先生がたずさわっています。(画像は星旦二先生資料より)

 

ファースの家を健康住宅として非常に評価していただいており、昨年から全国で大規模な調査にご協力いただいています。オースタムでも2棟施主様のご協力をいただいています。

 

そんな先生の、今回の講演の内容の一部ををダイジェストでご紹介。

 

 

 

・WHO曰く、健康であるために大事なものの1番は「平和」2番は「住環境」である。

 体温が低いと早死にする。

 ・体温が1下がると免疫力が30%低下する。発ガンリスクが高まる。

・住宅が乾燥しすぎると早死にする。

 ・口が渇くと食べる喜びが減少する。栄養摂取の問題出やすくなる。

・高気密住宅で開放型の石油ストーブ(ファンヒーターなど)を使ってはいけない。

 ・空気の質が悪くなり、肺ガンリスクが高まる。

・湿度が高すぎるのも寿命が短くなる。

 ・黒カビによる環境汚染。

・アレルギー性喘息は欧米に比べ、日本は2倍の発生率。

 ・住宅の断熱不足による結露カビ、ダニなどハウスダストの発生。

 

ちなみに、星先生が特に抜き出した、健康に暮らす住環境、10項目はこちら。

(画像は星旦二先生資料より)

 

 

星先生曰く、根本予防は「寒くない家をつくること。」

暖かく、空気環境が良く、湿度の管理ができる家。それこそが寝たきりになりにくく健康的に暮らしながら長生きするポイントだそうです。

 

つい、暖かい家はヒートショックリスクの高いご年輩向けと捉えられがちですが、身近な環境の中で身体が作り続けられるのですから、年齢に関係なく住宅性能が如何に大事なことか。

家をつくるということは、そこに住むご家族の健康と寿命をつくることと、身の引き締まる思いで講演を聞いていました。

 

前述した住環境についての内容以外にも、生活習慣の中での今まで当たり前とされてきたが、今は眉唾になっている事例なども多々お話ありました。もし、星先生の研究についてより詳しく知りたい方は著書がありますので、読んでみてください。

 

人生を変える住まいと健康のリノベーション

https://www.amazon.co.jp/人生を変える住まいと健康のリノベーション-住総研住まい読本-甲斐徹郎/dp/4865270809/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1532136752&sr=8-2&keywords=星旦二

 

ピンピンコロリの法則 改訂版

https://www.amazon.co.jp/ピンピンコロリの法則-改訂版-「おでかけ好き」は長寿の秘訣-ワニブックスPLUS新書-旦二/dp/4847060741/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1532136752&sr=8-1&keywords=星旦二

 

 

hiroyuki

 

地盤が大事って言うけれど、プロは何を見ているの?

  • author: oustam
  • 2018.07.12 Thursday

「基礎が大事。」という言葉があるように、建物にとって、コンクリートでできた基礎部分はとっても大事。

更には、この地震大国ニッポン。地面のその下についてもとっても大事です。

 

 

つい十数年前までは、地盤調査を行っている戸建て住宅を扱う建築会社でも大手と一部の工務店だけでした。

品確法の制定から、現在地盤調査をやっていない建築会社は、ほぼなくなったのではないでしょうか。

(このくらいの勢いで気密測定を義務化したらいいのに…というのは別のお話。)

 

さて、この地盤調査ですが、機械で地面の下の土質やかたさを調べると同時に、作業員がチェックしていることがあります。

この内容を知っておくと、例えば新たに土地を探して家づくりをする際に、地盤調査をする前に、改良が必要になるか一部予測できることがあります。ただし、最終判断はあくまでも地盤調査をしてみないと見えないものであることはご留意ください。

 

まず、|老舛任后

川の近くなのか、高台なのか、盆地なのかなど、地形特性を見ていきます。

地形によって、硬い建物を支えられる地盤の層がある場所の想定をします。川の近くなどは、流れで地下に砂利の層がたまり締まった水はけのよい自然堤防という状態になる場合などもあります。

 

 

そして、建築地の前歴を知ることが大事です。

山だったのか、畑だったのか、はたまた沼だったのか。

地形と合わせてみることで、例えば、沼だった場合、埋めているわけです。埋めたということは、昔から何百年、何千年とかけて締め固まった土地と比べるとフワフワです。柔らかいので、建物を建てたときに傾く可能性が考慮されます。

地形と前歴が何かがわかると、その地域の大きな地盤イメージが出来上がります。

 

8従から家を建てるまでの状況です。

田んぼに盛り土をして建てるのか、はたまた山を削るのか。

盛り土は高さによってはマイナスに働きやすいですし、削る場合はプラスマイナスゼロです。

建て替えの場合は、既存建物の重さで土地が締め固まっているという意見もよく聞きますが、実際に築30年前後の住宅の場合、基礎が布基礎(点で支える基礎)なので、数値的にはプラスに働かないケースも多いようです。

 

ざ疥拆況を見ていきます。

具体的な例でいうと、

まわりに大きな木があるか。近隣の塀が倒れていないか、電柱が傾いていないか。道路が割れていないか。近隣住宅の基礎が割れていないか。隣の敷地とどの程度高低差があるか。などの周囲の状況もチェックします。

 

 

その上で、地盤調査データと合わせて、保険会社が地盤改良の有無を判断するという訳です。

 

一般的な木造住宅の重さが影響する深さは、わずか4mと言われています。

ここまでに、建物を支えらえる地盤がない場合は、多少なりとも地盤に対しての対策を要します。

 

土地を探して家づくりをする方であれば、気に入った土地が見つかった時に、◆↓、い皀船Д奪してみましょう。

ちょっと難しいな、と思った方は、信頼できる工務店さんに相談してみるのもひとつ。

 

土地選びは、立地、価格、建築できるのか、以外にもプラスアルファで後から起こる費用面などのリスクを見ておく必要があるため、先に信頼できる建築会社をつくっておくことは、とっても重要なことなんです。

 

 

hiroyuki

 

蓄電池ってどうなのよ?

  • author: oustam
  • 2018.07.06 Friday

 

このところ、新築をご検討されているお客様から、蓄電池についての質問がたくさんあります。

太陽光発電を検討する際に、一緒に設置した方がいいのでしょうか?

 

この蓄電池という機械をどのような目的を第一優先としと設置するかで、考え方は変わります。

 

まず、地球環境の為に、少しでも省エネルギー化を推進したいと考える方。

設置をお勧めします。

太陽光発電システムでつくった電気の中で余った分を、売るのではなく、できるだけ蓄電して、夜などの発電しない時間帯に使用することで、大きな電力会社の原油などの枯渇資源からつくる、距離によるロスの大きな電気を使用する量を減らすことができ、とっても地球にやさしいです。

 

続いて、自然災害などの緊急時の非常用エネルギーとして考えている方。

設置をお勧めします。

太陽光発電システムで発電した電気を常に一定量、蓄電池にためておくことで、停電時でも電気を使用することが可能です。

非常時利用は、メーカーにもよりますが、1500w程度と制限されますが、数日程度の利用が可能となります。停電の復旧までを考えれば、十分なバックアップと言えるでしょう。とっても安心です。

 

 

さて、最後に蓄電池を設置することで利益を得ようと考えている方、

 

残念ながら、もう少々待った方がいいでしょう。

現在の蓄電池の価格から試算すると、「元を取る」ところまで行くのは難しいかもしれません。

太陽光発電システムのように、初期費用を何年で回収して、という「投資」的な考え方でいくと、まだまだお勧めできません。

 

では、もう少々というのは、どのタイミングでしょうか?

まず第1のタイミングとしては、2020年です。

2020年には、太陽光発電の売電固定買取が始まり10年が経ち、最初の固定期間が終わる太陽光が出てきます。

固定期間が終わると、売電価格が下がるため、より効率的な発電の消費をするために、蓄電池設置の大きな流れが起きます。

するとどうでしょう。設置が増えると、製造が増え、コストが下がります。

蓄電池の価格が今より下がることが考えられるのです。

この時期に試算して、「投資」としての価値があれば、設置に踏み切るが吉です。

 

第2のタイミングとしては、「黒船」です。

というのも、現在、国内で出回っている蓄電池の多くは、シャープやパナソニックなどの日本製です。

製品のクオリティも、保証対応などもとても良いのは、当たり前。

ですが、国内製品のみだと、製品の価格競争が起きにくく、価格が下がりません。

そこで出てくるのが、黒船=海外製品です。

保証の問題や、利益が出ないと撤退が早いなど、長期的に見てのリスクもあるので、海外製品を使うか使わないかは、また色々な意見があるのですが、海外製品が入ることで価格競争が起こり、価格が下がります。

 

その筆頭株なのが、Tesla社。

 

写真は tesla HPより

 

車が好きな方はご存じ、アメリカの電気自動車メーカーです。電気自動車つくるついでに、そこに乗せるバッテリー(蓄電池)を家庭用として販売し始めました。価格が安い為、アメリカ国内でバカ売れ。生産が追い付かない状況のようです。

また、ドイツメーカーなども同等の価格や、メーカーのユーザーさんを巻き込んだ、バーチャルパワープラント(詳しくはリンクをご確認ください)などの仕組みで、価格を抑えるメーカーなども出てきているようなので、国内に参入したときには、設置する側にも沢山の選択肢が生まれるのではないでしょうか。

 

私も太陽光発電システムを自宅に設置しているユーザーのひとりです。

太陽光発電を「投資」として設置しました。投資の意味合いは、以前書いたブログをご参照ください。

自宅への蓄電池設置のタイミングを見極めています。

 

現状としては「投資」というよりは「保険」に近い商品かもしれません。

設置する一番の目的によって、タイミングを見計らう必要があります。

しっかり相談できる設置業者さんと仲良くしましょうね。

 

 

hiroyuki

 

 

高気密・高断熱は最近の家?

  • author: oustam
  • 2018.06.26 Tuesday

最近言われた一言。「高気密・高断熱なんて最近の話でしょ?」



そうなんです。日本の住宅において、断熱や気密の重要性が一般的に認知されはじめたのはここ数年の事かもしれません。

(まだまだ重要視されていないところも一部あるようですが。)


諸外国でどれだけ当たり前でも、日本で高断熱を認知させるには、住宅建築の大きな流れを決める圧倒的マジョリティー「ハウスメーカー」という存在が動かないと進まないという構図があります。そのハウスメーカーも国のゼロエネルギーハウス(ZEH)政策のために、しぶしぶ舵を切らざるを得なくなり、断熱性能のみは徐々に認知されるようになってきました。


かく言うオースタムは、創立してまだ21年の小さな家族経営の工務店ですが、住宅建築をはじめた18年前から高気密・高断熱住宅への取り組みをはじめました。

当時まだ、「オール電化ってなに?」「電気だけなんて、なにが起こるかわからないからいイヤ!」「灯油のほうが安いから」など、新築のオール電化普及がこれだけ当たり前になるから、オール電化住宅への転換を行い、室内の空気環境改善の取り組みを行っていました。(ちなみに宇都宮でもっとも早くオール電化の賃貸アパートを建てたのはオースタムなんです。)


また、当時ほとんどの住宅はグラスウールの不十分かつ半端施工な充填断熱(内断熱)のみで気密・断熱性能なんて、言葉すらほとんど聞かない18年前から、硬質ウレタンによる気密施工と壁内通気による輻射暖房を取り入れ、断熱材で制震作用をもたらす安心快適な住まいづくりをしてきました。

さらに14年前からは充填断熱+外張り断熱を加えたW断熱となりました。


東日本大震災以降は、「電気」というものへのあり方を見直し、蓄熱暖房機による大熱量暖房から、ヒートポンプを利用したエコ暖房へとより住んでいるご家族が夏も冬も心地よく暮らせる空間としての家を目指してバージョンアップを繰り返してきました。


認知されつつあるのは最近ですが、国内でも地場工務店には高気密高断熱住宅のしっかりとしたノウハウを持った工務店があります。

実はあなたの住まいの近くにもそんな、地元工務店があるかもしれません。


高気密・高断熱の家は、最近できたものではありません。知る人ぞ知るところには、しっかりとした知識と経験の蓄積があるのです。


今日はいつもより多めに自社アピールしてしまいました。。。(#^.^#)



hiroyuki


パッシブデザインの間違っているのによく知られる概念。

  • author: oustam
  • 2018.06.22 Friday

Passive design(パッシブデザイン)。

太陽の光や熱、風など自然を利用して、より快適に暮らすことを想定した設計手法のことを言います。

家づくりについて真剣に検討されている方は、一度は耳にしたことがあるかと思います。

さらに、パッシブデザインというと下のような図も見たことがあるのではないでしょうか。

 

 

夏至と冬至の太陽の高さの表示があって、「太陽高度の高い夏至の暑い日差しはシャットアウト。冬至のあたたかな日差しは家の中に。」的なコピーが続いていたり。

 

とってもわかりやすい表現ですね。

 

で、思い出したいのは、夏至っていつだっけ?ということ。

 

今年の夏至は6月21日。昨日でした。

 

時期的には梅雨。夏本番にこれから向かっていく季節。まだまだ日差しは強くなり、まだまだ暑くなります。

という事で、パッシブ的な夏の日差し対策は夏至で考えるのは×

一年でもっとも気温が高くなる8月の中旬くらいの太陽高度を目安に軒の出を設定しないと、ホントに暑い時期に日差しが家の中に入ってきてしまいます。夏至よりも太陽高度を低く設定しなければなりません。

 

逆に今年の冬至は12月22日。

本当に寒いのは1月下旬から2月。

軒の出の設定は夏至よりも高い太陽高度で。

 

風などに比べて太陽の動きは一定でシュミレーションもしやすい、

もっとも取り入れやすい自然エネルギーです。

より暖かく、すずしく、エコロジーに暮らすために、家づくりに取り入れることをお勧めします。

 

 

hiroyuki

色は住む人がもってくる。

  • author: oustam
  • 2018.06.16 Saturday

家づくりにおいて、内装を選ぶというのは、施主様にとって非常に難しい問題です。

ご夫婦間でイメージの統一ができていないと、色選びで夫婦喧嘩なんてことも、むかーし、ハウスメーカーに勤めていた時に結構体験しました。

ちなみに、内装というのは、床、かべ、天井などの仕上がりのことです。

材料は木を使うか、タイルか、壁紙、ぬりかべ、塗装などのどういったもので完成させるか、そして、どんな色を使うか、楽しいところですが悩みどころでもあります。

 

もちろん、材料については、プロが施主さまの暮らしのご要望に合わせて、適材適所ご提案してくれますが、皆さん悩まれるのは色です。つい、せっかくなのでと色や素材を使いたくなるのですが、そんな時はこの言葉を思い出してください。

 

「色は、住む人が持ってくる。」

 

これは、オーストリアの建築家ヘルマンカウフマンが先日来日した際に、話していたのですが、

住宅はあくまでも箱でしかなく、人が暮らす場所。暮らすにあたり、家具やインテリアを住む人が持ち込んだ時を考えてシンプルに作っておきなさい。という事でした。

 

テーブル、チェア、本、家電、写真、絵画、日用品、家電など、住み始めると様々な色が入ってきます。

悩んだらシンプルにしてみるのはいかがでしょう。

 

ちなみに、完成前、できれば打合せ段階で、リビングやダイニングに入れる予定の家具を決めておくと、違和感のない空間づくりが可能です。特にテーブル類は空間のなかで、意外と大きな面積を占めるので重要ですね。

オースタムでも家具打合せと称して、地元の素敵な家具屋さんを一緒にまわって、家具決めもしています。

 

 

写真は私の自宅。持ち込んだもので色が増えまくった場合の一例です。

 

 

hiroyuki

家づくりで知っておくべき値=ものさし

  • author: oustam
  • 2018.06.07 Thursday

家づくりにおいて、必ず知っておくべき「値」が3つあります。

 

3つともココチヨイ暮らしに必要なものです。

しかし、家の形や大きさ、作り方によって変わってしまうため、基準となる値を知っておかないと、比較になりません。

単位をものさしとして、スケールをそろえるからこそ、違いが見えてきます。

これからお話する3つの値について、お施主様にお引き渡している家が平均的にどの数値なのか、建築会社から聞きだしておく必要があります。

 

 

まず一つ目は、Ua値(ユーエーチ)。外皮熱貫流率。

いきなりハードル上げてゴメンナサイ。このUa値、断熱性能とも言い換えてOKです。数字が小さいほど断熱性能が高いです。

Ua値0.6よりもUa値0.5の方が断熱性能が高いということです。

では、基準値ですが、近年、断熱性能をしっかり考えている建築会社は断熱の基準を検討するときにHEAT20(ヒートニジュウ)という性能レベルをで検討することが多くなりました。

HEAT20、宇都宮の場合、最低限のレベルでUa値0.48です。快適に暮らすためにはまずはここを目指しましょう。

 

二つ目は、C値(シーチ)。気密性能です。数字が低い方が気密性能が高いです。

断熱性能が高くても、気密性能が低いと空気循環がうまくいかないばかりか、壁の中の結露など、建物の耐久性に影響をきたします。

必ず全棟引渡し前に気密測定を行っている建築会社を選びましょう。

ちなみに、最低でもC値1.0よりも小さくないと、換気がうまくいきません。欲を言えばC値0.5以下が理想です。

 

三つ目は、電気代(デンキダイ)です。

「建ててもいないのに、電気代を確認?」と思われるかもしれませんが、近年、シミュレーションソフトが発達していて、Ua値、C値等の数値から、年間の電気代まで算出が可能です。1棟1棟、大きさ、間取り、方角によって個別に年間電気代の概算が事前にわかります。その時は必ず全館空調でシュミレーションです。以前のブログで書いた通り、各室冷暖房は建物の劣化を早めます。と言うか、各邸個別の電気代シュミレーションをしている位のレベルの建築会社の場合、総合的に勘案して全館空調以外では考えていないはずです。

 

もちろん、この3つの他にもポイントになる値はありますが、

まずは3つだけ覚えて帰ってください。

 

断熱=Ua値

気密=C値

年間電気代=円

 

この3つの値を1棟1棟、具体的に出しているか、モデルハウス数値ではなく、実際にお引渡ししている建物の数値で確認することが大事な一歩です。

 

 

hiroyuki

 

 

 

電気代、昨年と比べたことはありますか?

  • author: oustam
  • 2018.05.31 Thursday

先日、自宅の電気代の比較をしました。

 

私の自宅はオール電化。全館冷暖房で過ごしています。太陽光発電は全量売電しているので、電力会社からの請求には影響しません。

電気使用量を昨年と比較すると、全体で1%の増でした。冷暖房、給湯ともに電気で行っているわけですから、ライフスタイルの大幅な変化がない限りは、大きな増減は考えにくいです。1%というのはほとんど誤差の範囲ですよね。

 

では一方、電気代はというと、18%の増額でした。1年間で18%…こいつは大きな差です。

 

 

実際に詳細を見てみると、電気代そのものも上がっているのですが、目に見えて高くなっているのが、「再エネ賦課金」です。

電力会社から毎月来ている明細をよく見てみると、大きく分けて4種類の請求に分かれているのがわかります。
ヾ靄槊繕癲ΑΑΕ廛薀鵑箏戚鵐▲鵐撻⊃瑤砲茲蠏茲泙襦
電力量料金・・・電気使用量により従量課金。オール電化の場合、時間帯でも料金が変わる。
G確祖汗鞍顱ΑΑΩ玉の価格により上下する部分。中東の情勢で上がったり下がったり。
ず得顕椎愁┘優襯ー発電促進賦課金(再エネ賦課金) ← これが右肩上がりに価格上昇しています。
再エネ賦課金とは、太陽光発電等の発電の固定買取制度の費用負担を電気利用者に上乗せして請求する制度です。
太陽光発電から発電された電気を電力会社は買取しなければならないと決められてしまったため、費用負担を軽減するために設けられた措置のようです。
それでも太陽光発電はどんどん設置され続け、賦課金の額は大きくなり続けています。
もちろん電力量料金そのもの、高くなってきています。
電気だけでなく、ガス、灯油、すべてのエネルギーの価格は上昇傾向にあります。
長期的にこれが下向くことはないでしょう。
家づくりを考えたとき、家の燃費を考えることはとっても大事になります。
建築会社に相談する際は、「おたくの家の燃費はどのくらい?」と聞いてみましょう。
これ、とっても大事なことです。
hiroyuki