栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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工務店との家づくりが合わない人もいる。

  • author: oustam
  • 2018.12.06 Thursday

工務店がブログなんぞを書いていると、つい工務店の家づくりが誰にとっても最良のような文章を書いてしまうのですが、

実際には工務店と一緒に家づくりする事が『合う人』、『合わない人』がいます。
 

 


 

 

 

工務店、特に小規模な工務店との家づくりは、意外と大変です。

 

 

 

まずは、『時間がかかります』。
 

 

選べるものも多く、時にはお客様が見つけてきた写真から、それに近い材料を探しだす、なんてことも。
自由に決められる分、考えたり、迷ったり、変えてみたけれど、また元にもどったり、家族の暮らしを描きながら悩むことができます。また、それにちゃんと付き合ってくれるところが多いので、納得がいくまで時間をかけられるんです。

 
『キャラクターが濃い』です。
 
小規模な工務店の経営者さんは、良し悪しにかかわらず、キャラクターが濃いことが多いです。
口下手な方もいますし、一国な方もいます。話をしていてフィーリングが合う、合わないがはっきりするかもしれません。
特に事前に大手ハウスメーカーの営業さんと話をしていると、そのシュッとしたイメージ、そつのない対応とのギャップは大きいです。
しかし、キャラが濃い分、住まい手への思いも濃いので、永いお付き合いをしていくのに安心です。

 
『得意分野の見極め』が必要です。
 
小規模な工務店の場合、得意分野がはっきりしている事が多いです。
とにかく沢山、数をつくる建築会社ではないので、一棟一棟に対しての思い入れが強いです。前述したようにキャラの強い経営者が造るので、こだわりもあります。そのため、どこでも建てられる中庸な家というものではなく、こんな暮らしをしてほしいという一貫したメッセージが込められています。「工務店のこだわり」と「あなたのこだわり」がうまくマッチングしていないと、打合せもうまく進みませんし、徒労に終わることもあるかもしれません。
逆に、ピッタリはまると、非常に楽しい打合せ、そして新しい暮らしは素晴らしいものになる事でしょう。

 

ということで、『打合せが面倒』で、『あと腐れない関係』が理想で、『家にこだわりがない』という方は、小規模な工務店との家づくりは、非常に面倒で苦痛になります。逆に、分譲住宅やハウスメーカーなどは売買だけ、打合せの回数が決まっていたり、決まっているモノから選ぶだけだったりと、打合せもとてもスムーズ。カンタンで楽ちんな家づくりができます。
 

 

『じっくり』、『末長いお付き合い』を見据えた、『こだわり』の家づくりを考えているご家族だけが、工務店とヒザを突き合わせて、じっくり悩む大変さを知ることができるんです。
 

 

どちらを求めるかは、価値観ですが、これから一生暮らす住まいと考えたら・・・




hiroyuki

 

宅配ボックス問題が解消しました【okippa】

  • author: oustam
  • 2018.11.29 Thursday

皆さん、インターネットショッピングしてますか?

 

アマゾン、楽天、zozoなど、ネットで商品を購入することが当たり前になりました。

 

ネットで購入すれば、重いペットボトルもケースで玄関まで運んできてくれる時代です。

 

しかし、それと同時に再配達問題が社会問題になっています。

 

そんな中、救世主として注目されたのが【宅配ボックス】です。

特に、パナソニックの【コンボ】シリーズが早くからバカ売れしました。

 

写真はパナソニック ホームページから

 

堅牢なボディ、サイズバリエーション、電気不要で押印もロックもワンタッチ。革命的でした。

上記サイズだと、商品定価10万円近くするにも関わらす生産が追い付かず、納品までに数か月待ちの時期もあったほどです。

 

今や、多くの他のメーカ―も廉価版の製品をリリースしている状態です。

 

写真はナスタ ホームページから

 

私もネットでの買い物は、日頃より沢山行っており、受け取りの難しさから【宅配ボックス】の検討をしていたのですが、3つの理由から考えあぐねていました。

 

.好據璽

日頃、500mlの炭酸水をケースで購入するのですが、それが入る【宅配ボックス】が玄関に常設されるとスペースを取られる。

というか、邪魔・・・

 

印鑑問題

宅配便は、受け取りにサイン若しくは印鑑が必要です。廉価版や自作の【宅配ボックス】の場合、ボックス内にシャチハタを入れておいて、宅配業者に押してもらうようにするのですが、これ『アウト』なんです。

本来、サインや押印する事で、受け取りの確認をしているので、宅配業者が押してしまうと確認にならないのでトラブルの元となります。公式見解では『アウト』なんだそうです。

 

2然

押印してくれる廉価版も出てきましたが、施工まで含めると数万円は下らない・・・

 

 

ということで、探しに探して購入したのがコレ。

 

写真はokippa ホームページから

 

【okippa】という宅配ケースです。ボックスではなく、袋であることで、場所を取らず、安価。

以下、実際に自宅に設置した写真です。

 

玄関手すりにワイヤー(同梱)で設置してあります。

 

スナップボタンとマジックテープを外すと広がります。

 

広げるとバッグ状になります。

 

南京錠も同梱されています。

 

で、先ほどの印鑑問題ですが、この【okippa】、ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、Amazon、楽天と提携しているので、押印不要というナイスな試み。

 

さらに、専用アプリまで開発していて、依頼してある荷物の配送状況までわかってしまうという優れもの。

写真はokippa ホームページから

 

価格も3,650円+税と手頃です。 ← これが私の決め手!!

アマゾンや楽天で 「okippa」で検索すれば購入できます。

 

 

これ、お勧めです。

 

 

hiroyuki

 

家具選びって、とっても大事。

  • author: oustam
  • 2018.11.15 Thursday

家づくりをするときに、タンスやキャビネットなど収納系家具の持ち込みは激減し、プラン計画の中で作り付けのクローゼットやクロークを図面に落とし込む事は今では当たり前になりました。これは相次ぐ大きな地震がおこるなか、タンスなどの置き家具を減らし、クローゼットを作り付けにして命を守ろうという意識から徐々に一般化してきたものです。
 

 

では、収納以外の家具はいつ選びますか?

収納以外の家具というと、ダイニングテーブルやチェア、ソファなど。

 


実は、多くの建築会社では、家具は後回しになることがとても多いです。

というのも、住宅のプランに関係ないと思われているから。

テーブルやイスの大きささえ図面にプロットされていれば、施主が引き渡し後に買えばいいと考えているケースがほとんどです。

 


しかし、この家具選び、家づくりの初期の段階で行うことが理想です。

 

家族の暮らし暮らしの中心となるリビング。

多くの方が新築を期にテーブルやチェアの購入を考えます。今使っているものをすべて持ち込むならば大きさの感覚もわかるかもしれませんが、新たな暮らしにあたって大きさを変えたりするのであれば、その大きさを事前に把握しておく必要があります。

後になって、やっぱりこの大きさにしたいとなったときに、そのスペースがとれていなかったら…
 

 

更に、家具というのは、家の中のイメージを大きく左右させます。

LDKを見回したときに目に入る面積がとても大きいですし、一度配置したら長期にわたってその場所に居続けます。

そのデザイン、色と建築物そのもののインテリアを併せて計画しておいた方がバランスがキレイになりますし、

家具がインテリアの選択を変えることもあります。
 

 
だからこそ、遅くともインテリア打合せ前には家具屋さんに足を運んだ方が良いです。
もちろん家具屋さんは、事前に建築会社に相談してしてみましょう。
その建築会社が、これから施主となる方に勧めたいイメージを含め、より素敵で快適な空間になるための方向性を提示してくれるはずです。
「お好きなところをみてきてください。」とか「ニ〇リを見てきたら。」と言われたとしたら・・・
提案者がイメージのゴールが見えていないか、引き渡したら自分と関係ないと考えているか。
 
オースタムの場合、設計者と一緒に家具を見に行きます。
そこで買ってもいいし、買わなくてもいい。(買ってもオースタムには一銭のも入りませんし。)
ただ、そこで、どんな家具を気に入り、どんなものに興味を持つか知っておくことで、よりお客様の好きなテイストを知ることができるんです。それまでの打合せの中で好みによっても、お連れする家具屋さんは変えますしね。
 

 
中には、大工さんが造るイスや作り付けのソファなど、建築と一体化した家具を希望される方もいらっしゃいますが、
是非一度、よい家具は体感しておいた方がいいと私は思います。
 
特にソファやチェアといった、身体をあずけるものについては、座った瞬間に「ピンとくる」というものがあります。
座面の形状、背もたれの角度、ひじ掛けの長さ、クッションの固さ。もちろん美しさも。
量産品ではなく、美観と快適性を両立した永く愛せる一品。
こだわりの工務店がつくる暮らしとリンクするような価値観がそこにあります。
 
建築会社を選ぶときに「家具はどうしたらいい?」と担当者に聞いて対応を見てみるのも面白いかも。


 

 

 

hiroyuki

文春砲が住宅の空気の質報じる!

  • author: oustam
  • 2018.11.08 Thursday

一時期流行語にもなった「文春砲」という言葉。

 

スキャンダルを暴くその記事に、良くも悪くも多くの方が注目されているのではないでしょうか。

 

さて、先に発売した 週刊文春 10月18日号。こちらにスクープ記事が載ったのをご存知でしょうか。

 

記事の見出しは、

 

「睡眠が改善、喘息・鼻炎を防ぐ、学習効率向上

              きれいな空気をつくる家」

 

 

そこに人々の関心の高まりを感じるからこそ記事にする週刊文春さん。

住宅内の空気環境について、有名大学教授の研究を紹介しています。

 

住宅内の空気がきれいだと、睡眠の質があがったり、アレルギー疾患の改善がはかれたり、さらには、論理系科目や暗記系科目の学習効率が上がるんです。

これは眉唾でも、トンデモ科学でもなく、東京大学名誉教授、早稲田大学教授や慶応義塾大学教授など錚々たる研究者が臨床結果など科学的根拠に基づいた事実何です。

 

住宅内の「換気」が十分に行われないと、CO2濃度が上がったり、化学物質過敏症を助長てしまったりと人体にマイナスの影響を与えます。

※読みたい方のために「週刊文春 10月18日号」アマゾンの販売ページ載せておきますね。

アマゾンでの購入はコチラ

 

 

それでは、この換気を支えている住宅の基本性能とは何でしょうか。

 

それは「気密」です。

 

2003年に住宅の24時間換気が法律で義務付けられました。

これは当時、建築時に使われた建材などから出るVOC(揮発性有機化合物)などの影響で、シックハウス症候群という化学物質過敏症になるケースが多発したため、住宅内の環境改善を目的として2時間に1回は家中の空気が入れ替わる程度の換気をできる方法を必ず導入することとなりました。現在、換気方法の中心は機械(ファン)を使って、強制的に家の中の空気を屋外に排出する方法です。

 

さて、この換気ですが、同じ間取り、同じ方法で行ったとしても、しっかり行えるかどうかは気密性によって変わってきます。

意外と多くの方が、隙間が多い(気密性が低い)ほど、換気ができると思っていらっしゃるようですが、実は逆です。

 

気密性が低いと空気が気まぐれに出入りし「漏気」状態に。屋外の風の影響も受けてしまうため、バランスよく空気を動かすことができません。においが残ったり、湿気が留まりやすい場所ができたりと、吹き溜まりのような場所もでき、家中の空気汚染を解消できません。

 

しっかりと隙間をふさいで、空気の入り口と出口を決めてあげることで、はじめて家全体の空気の入れ替えを計画的に行うことができるのです。

わたしの自宅でも猫を飼っていますが、来客に伝えなければニオイで飼っていることに気づかれることはまずありません。

換気がしっかりできる家は、部屋干ししてもイヤなにおいが付きにくいです。

浴室だってカビにくいし、

 

さらに、気密性能が高ければ、冬であれば家の中を暖めた空気が無駄に外に逃げたり、冷たい空気が勝手に入ってくるのを防ぐことができます。

 

つまり、健康的な暮らしをするためには、「気密性」の確保は絶対条件です。

気密性が確保できているかは、気密測定を行えばわかります。

目安は C値=0.5以下 ※数値が低ければ低いほど気密性能が高い。

ここにこだわってる建築会社であれば、キレイな空気で暮らせること間違いなし。

特にこだわっている会社は、建築する住宅に対して全棟気密測定を行っていますので、自社の平均値、さらにはご自身の建てた家の性能が必ずわかります。

 

気密性は住宅のキホンです。

 

 

hiroyuki

高い、安いを決めるのは誰か。

  • author: oustam
  • 2018.11.01 Thursday

先日、はじめてお会いするご相談者と話をしたときに、

 

「オースタムさん、高いんだって?」と言われました。

 

誰に聞いたのか確認してみると、某大手ハウスメーカーに見学に行った際に、そこの営業マンが言っていたとのこと。

 

ちょっと嬉しくなってしまいました。大手ハウスメーカーの営業さんから、競合相手として見られているんだなーと。

地域の工務店は、本当にたくさんある中、ライバルとしてオースタムという名前を知ってくれて・・・

 

・・・いや・・・そんなはずない。営業トークだ。

 

というのも、その大手ハウスメーカーは、高気密高断熱を売りにしている所ではなく、ネームバリューと清算システムが得意分野。

得意分野のフィールドが違いすぎるんです。

 

 

実際に、新しい暮らしで何を大事に考えるかで、家のつくり方が変わります。

木造なのか、軽量鉄骨なのか?

全館空調なのか、ちがうのか?

燃費は?冬季の想定室温は?

外壁は?内装は?キッチンは?etc.

 

どの部分に相談者が価値をおいているかで家づくりが変わるため、他社の家づくりに対して簡単に高い、安いの比較ができなくなります。それを理解している住宅関係者ほど、高い、安いという雑な表現は使わない方が多い印象があります。

 

つい使いたくなってしまうのは、比較されたくないから。「高い」というカンタンな言葉で蹴落としたい。

競合しそうな相手を「高い」、「安い」言っているのは、内心ヤバイと思っているからに他ならないでしょう。

なにせ、他社さんのことをそんなに詳しく知っているはずないのですから。

 

たとえ同じ条件で比較しても得意分野が違うと要望へ向かうアプロ―チがそれぞれ違うこともあります。

例えば、住宅建築にあたり、オー〇タムとレ〇ハウスで比較されていたという方がいらっしゃいました。

 

条件は「全室室温が変わらない」「高気密高断熱」の「全館空調」。

 

結果、前者は1台のエアコンでの全館空調をご提案したのに対し、

後者は、全室(フロ、トイレまで)にエアコンを設置するという方法で全室の室温管理を提案し、金額はどちらもほとんど変わらなかったそうです。

 

結局その方は、1台のエアコンで暑さ寒さ知らずで暮らしていらっしゃいます。

 

これを読んでも、どちらが安いと感じるかは人それぞれだと思います。

全館空調を希望する方には、前者に価値を見出すでしょうし、

それを不要と考える方には、後者の方が価値が高いかもしれません。

 

「どう暮らしたいか」で「住まいの価値」は変わります。

「高い」「安い」という比較は建てる家族がその価値観で決めるもの。

ご提案する側が勝手に比較するものではありません。

 

あの会社は「高い」「安い」と安易に口にする建築会社や営業マンには要注意かもしれません。

 

 

 

hiroyuki

ニュースタンダード!!(New Standard!!)

  • author: oustam
  • 2018.10.25 Thursday

前回、時代と価値観が変わってきた話をしましたが、そんなこと言って間もなく、こんな記事が。

 

 

 

そう、全館空調です。

この新建ハウジングという新聞、今、住宅建設業者がかなりの割合で読んでいるモノ。

全館空調が、その見出しになるなんて。

 

オースタムが全館空調をはじめた15年以上前は、「贅沢すぎて、もったいない。」とか「金持ちの家ね。」なんて平気で言われたものでした。

まぁ、オール電化でさえ、「信用できない。」「災害時に不安だ!」などと懐疑的な声も多かった時代です。

全館で冷暖房するなんて、雲の上の発想と感じる方が普通かもしれませんね。

 

それが今やこんな時代。

でも、先進国で全館空調なんて当たり前。そうでないことの方が、非効率で不健康。

人間が暮らす「住まい」という空間は冬季でも、室温18℃を下回ると健康を害する恐れがあることは、今や世界常識です。

体温が下がると、免疫力が低下するので、病気にかかりしやすくなります。

日本の住宅のように、冬の朝起きたらリビングが10℃以下なんて、もっての外です。

だから、健康的な暮らしをするには、冬季最低でも全室、室温20℃以上にしたいわけです。

(ホントは20℃でもちょっと寒いですよね・・・わたしの自宅は室温23℃、床面26℃が最適なのですが。)

 

スタンダード化しはじめた全館空調。長く続いているやり方もあれば、よちよち歩きのものもあります。

ただ、基本的な考えとしては、家の気密断熱性能を高め、小さな熱源で全室に空気をまわしてあげるという方法です。

ハイカロリーな暖房器具で力任せに押し切る全館暖房も中にはありますが、温度ムラや機器の買い替えコスト、冷房とのバランスなど複数の面からオススメはしません。

 

どんな方法にしても、建物全体にまんべんなく空気と温度をまわすというのは、簡単ではありません。

一朝一夕でできるモノではないですし、すでにやっている建築会社は試行錯誤と繰り返しの学びもと、全館空調に「適した構造」、「適したプランニング」、「適した住まい方」をつくり上げています。特殊な機械を導入すればば即全室快適ってのは、間違ってもあり得ないのでお気を付けください。

 

あわせて注意したいのが、ランニングコスト。

 

いくら全館空調とはいえ、光熱費にいくらでも払えるという方は多くないでしょう。

だからこそ、全館空調でプランニングしてもらった時には、必ずそのプランでのランニングコストのシュミレーションをしてもらってください。もちろん、暖房期も冷房期も含めた1年間の試算です。

 

全館空調での新築ランニングコストの月平均と、今のアパートでのランニングコストを比較してみるのもいいでしょう。

 

宇都宮は、全国有数の温度差が激しい地域。

さらには、全国でヒートショックリスク ワースト1です。

そんな場所で、一年をストレスなく暮らすために全館空調はマストです。

その考えが、もうすぐ当たり前になる。

なんて素晴らしい時代でしょうか。

 

 

hiroyuki

時代は変わり、価値観も変わる。

  • author: oustam
  • 2018.10.18 Thursday

先日、ママ友会のBBQを自宅で開催したとき、参加されたお友達パパと家づくりについて、

 

「昔は大工さん主導の家づくりだった。」という昔話をしました。

 

 

昔と言っても、我々の親、祖父母世代。家づくりって施主主導ではなかったようです。

 

建て替えの打合せなどしていると、施主様から、

「前に家を建てたときは、壁や床すらまともに選べなかった。間取りだって、大工のいいなり。」

なんておっしゃる方がかなり多いです。

 

大工さんが、

「俺が建ててやるんだから、任せろ。」的なケースは意外と多かったのではないでしょうか。

その実、住まい手とのニーズとのギャップが多く、「こうしたかったのに・・・」という気持ちが残ったのでしょう。

 

大工さんが受け継いできた確かな技術はあれど、住まい手の暮らし方の多様化についていけなかったのでしょうね。

 

その一方、「戦後のとにかく数を建てて、日本を復興させる!」という中で出来上がってきた、ハウスメーカー。

「家は30年持てば十分」という考えのもと、とにかく建てて、建て替えてという仕組みを作り上げました。

顧客ニーズを集約して、単一化することで、より効率化をはかってきました。ニーズを単一化したといっても、仕様を選べる幅があるので、大工さん主導の家づくりを経験した世代にとっては、自由度と営業マンの対応は感動的だったのではないでしょうか。

現在、ハウスメーカーと言えば大企業の代名詞ですが、その大成には、家を「建ててもらう」から「建てる」に価値観が変わってきた所にあるかもしれません。

 

そして、現在、ハウスメーカーでは建てたくないという方が増えてきています。

その大きな理由としては、ハウスメーカーも、やはり建てる側主導の家づくりと気づき始めています。

 

時代が、価値感が変わってきています。

自分たちが暮らす快適な空間、

他の人の価値観に惑わされない、自分たち家族のための暮らし方、

そのためのベースに必要な、断熱性能、耐震性能、

メンテナンスしながら永く暮らせる素材、

そしてパートナーとして傍にいてくれる施工者、

 

に価値を求める方が増えているなぁと感じます。

 

逆に、

 

誰かのトレンド、

集約されたニーズ、

効率化されて大量生産されるモノ、

建てる時だけ愛想のよい営業活動、

 

そういったものに価値がなくなりつつあるのでしょう。

 

戦後復興の大量生産、大量消費の時代は、とっくの昔に終わりを迎え、

住まい手の暮らしを考えた家づくりが求められる時代になりつつあるんです。

 

 

って話をBBQ中にパパ友に・・・だいぶ割愛したとはいえ、今思うとBBQ中の話題じゃなかったなぁ。

 

 

 

 

hiroyuki

決め手は何か?

  • author: oustam
  • 2018.10.11 Thursday

オースタムは、新築工事の着工前に、「着工研修会」というものを行っています。

 

内容は至ってシンプル。施主様とオースタムの主要協力業者の顔合わせ会です。

 

 

施主様、職人さん、それぞれが自己紹介しあうことで、お互いを少しでも知ってもらい、

施主様に家づくりを安心して任せていただけるようにとの願いから、15年以上続けています。

 

前回の着工研修会、施主のM様がごあいさつの中で、オースタムを選んだ理由を語ってくれましたので、

うれしいお話だったのでダイジェストでお伝えしちゃいます。

 

 

M様とオースタムの出会いは、一年以上前の真冬。

たまたま寄った見学会。その時は、夫婦で、ではなくご主人おひとり。

M様の家づくりの基本は「快適な家」。高気密高断熱住宅であることは最低限の条件でした。

 

「たくさんのハウスメーカーを訪れ、モデルハウスも見学しました。

 そんな時に何気なく寄った、地元工務店の構造見学会。

 家として完成していない状態にもかかわらず、中に入って快適な空間だったことに衝撃を受けました。

 さらに説明をうけて、建物の構造的にも非常に興味を持ちました。」

 

さらに、打合せ。大手ハウスメーカーとも打合せをしていたM様。

その違いも語ってくれました。

 

「打合せが始まると、一般的なメーカーは間取りをどうするか、仕様をどうするか?といったことを聞いてくる。

 しかし、オースタムさんは私たちの休日の過ごし方や、ライフスタイル、趣味や好きなものを聞き出して、

 そこから引き出してくれた漠然としたものをカタチにしてくれた。

 ほかの住宅メーカーさんは、打合せの回数も決められていて、こういう段取りで決めてと、効率を求められることが多かったが、

 そことは一線を画しているなぁと感じた。

 ここまでかなり長い期間をかけて家の具体化をしてきたけれども、普通はここまで付き合ってくれないだろうし、

 永く付き合ってくれたからこそ深い議論ができたし、自分たちを知ってもらえたし、オースタムのことも知ることができた。」

 

 

もちろん、住宅の基本性能が入り口ですが、人と人としての関係の中で弊社を選んで頂けたこと、本当にうれしく思います。

M様邸も、構造見学会、完成見学会、それぞれご了承いただいておりますので、

M様のように、体感して驚いていただけるような快適な空間をお見せできることとなりました。

 

M様、ありがとうございます。

そして、これから見学会に参加される皆様、お楽しみに。

 

 

hiroyuki

あの頃の情熱おぼえていますか?

  • author: oustam
  • 2018.10.04 Thursday

家づくりは、たくさんの制約のなかで行われます。

 

それは、「土地」だったり、「予算」だったり、「時間」だったり、

ほとんどの方がこの3つのことで思い悩むことになります。

 

私自身も自邸を建てるにあたっては、この3つとの闘いがありました。

(特に2番目ですが・・・)

 

真剣にまじめに、家族思いであればあるほど、特に旦那さんは思い悩む方がいらっしゃいます。

 

 

そうすると、ある症状が発症します。

 

それは「視野狭窄」です。

(もちろん、実際に発病する訳ではありません)視野狭窄とは、網膜剥離などで視野が狭くなる症状のことです。

 

視界が狭くなると、「図面」や「仕様」という目の前にあるものばかりが気になるようになります。

この症状、本当に多くの方が罹ります。皆さん真剣ですから。

 

その結果、どんどん狭い道に迷い込んでしまい、目的を見失ってしまう方も。

最近話した大手メーカーで新築した方だと、「部屋の大きさ」が気になり始めて、「断熱」を犠牲にしたご家族や、「蓄電池設置」のためにこどもが楽しみにしていた「ロフト」を削ったなどなど (´;ω;`)

 

 

そんな時、思い出してほしいのは、「どんな暮らし」を思い描いて家づくりをはじめたか。

ご家族の暮らしをより HAPPY にしようと思って家づくりを考えたはずです。

その時、どんな暮らしを想像しましたか?

どんな家族とどんな場所で、どんなことをしていましたか?

 

家づくりのゴールは図面の完成ではありません。

家族で暮らすこと。さらにそこからがスタートです。

「家を建てよう!」と思い立ったあの頃の気持ちをを思い出してみましょう。

そうしたら、大事にしたい空間やその配置、どこに予算をかけるかが変わってくるかもしれません。

 

 

hiroyuki

どちら様ですか???

  • author: oustam
  • 2018.09.27 Thursday

 

 

建築業をやっていると、FAXやメールでたくさんの来るものがあります。

 

それは、名前も知らぬ会社からの施工依頼です。

 

東京などのリフォーム会社などから、あなたの地域の工事依頼をもらったので

 

「●●万円で工事を頼めないか?」というもの。

 

会ったことも話したこともナイ会社からなので、詐欺の類だと思っていたので、これまで一切をごみ箱行きにしていたのだけれど、先日、一社だけ社名を検索したら、ちゃんとしたホームページのあるリフォーム会社さんでした・・・

 

社名を騙った詐欺ならいざ知らず、もし本当の依頼だとしたら、恐ろしいことです。

 

工事を相談した施主はそのリフォーム会社を信頼して施工を頼んだにも関わらず、自社で施工が難しいからと言って、業者名簿に手あたり次第FAX送りつけて、誰でもいいから施工してもらおうなんてことだったら・・・

 

そんなときに、ふと思ったのが、大手住宅メーカー。

 

実際に施工している大工の多くは地場の大工。大工だけでなく、電気屋も設備屋も左官屋も、みーんな地場の職人さんです。

でも、工事が始まるまで、誰に当たるか施主にはわかりません。

腕のいい職人さんに当たる事もあれば、そうでないこともあります。

しかも、腕のいい大工さんは自身で仕事を受注できるので、大手の下請けに入るケースは少ないのが実情かもしれません。

 

オースタムもかなり昔、私の入社前に一度だけ北〇ハウ〇ングの住宅施工をしたことがあるそうです。。

もう2度とやらないと弊社会長はボヤイておりました。

 

私がむかーし所属していたハウスメーカーでも、営業内で大工の当たりはずれの話がよく出ました。

 

だからこそ、多くのハウスメーカーはたくさんの設計ルールを設けて、仕様を統一し、システム化して、普段やらない仕事をさせない。職人の腕に頼らない方向にしようとしています。住む人のそれぞれの暮らし方ではなく、固まった枠に当てはめて、その暮らし方を固定します。

 

だから、工場でほとんどつくって、現地では組見立てるだけ。という工場見学がとっても楽しい某セ〇スイさんのような家づくりは最たるものでしょう。

 

もちろん、だからこそよりシステム化された大手が安心、と考える方もいるでしょうし、事前にどの施工者がいい施工か見分ける事は無理と方もいるでしょう。その考えを否定するつもりはありません。

 

ただ、ご家族がこれから夢を抱いてつくる家、それを安心してつくり、施工会社と長く友人でい続けるためには、施工者や経営者の顔が見えるということが大事だと考えます。

価格や見た目、という部分だけでなく、候補となっている建築会社の建物をたくさん見学し、その会社とたくさん話をすれば、意外と見えてくるものです。時間はかかるかもしれませんが・・・

 

オースタムでも、来週には次に着工する新築物件の顔合わせ会があります。

施主様ご家族とオースタム、そして協力業者に参加してもらい、責任をもって施工するために、お互いの顔を知ってもらう。

とても大事なことだと思っています。

 

最初は緊張しているお施主様の顔が、だんだん緩んでくる姿を見るのがとっても楽しみです。

 

 

hiroyuki