栃木県宇都宮市の株式会社オースタム

「Tシャツの家」のつくり手、株式会社オースタムの公式ブログです。

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パッシブデザインの間違っているのによく知られる概念。

  • author: oustam
  • 2018.06.22 Friday

Passive design(パッシブデザイン)。

太陽の光や熱、風など自然を利用して、より快適に暮らすことを想定した設計手法のことを言います。

家づくりについて真剣に検討されている方は、一度は耳にしたことがあるかと思います。

さらに、パッシブデザインというと下のような図も見たことがあるのではないでしょうか。

 

 

夏至と冬至の太陽の高さの表示があって、「太陽高度の高い夏至の暑い日差しはシャットアウト。冬至のあたたかな日差しは家の中に。」的なコピーが続いていたり。

 

とってもわかりやすい表現ですね。

 

で、思い出したいのは、夏至っていつだっけ?ということ。

 

今年の夏至は6月21日。昨日でした。

 

時期的には梅雨。夏本番にこれから向かっていく季節。まだまだ日差しは強くなり、まだまだ暑くなります。

という事で、パッシブ的な夏の日差し対策は夏至で考えるのは×

一年でもっとも気温が高くなる8月の中旬くらいの太陽高度を目安に軒の出を設定しないと、ホントに暑い時期に日差しが家の中に入ってきてしまいます。夏至よりも太陽高度を低く設定しなければなりません。

 

逆に今年の冬至は12月22日。

本当に寒いのは1月下旬から2月。

軒の出の設定は夏至よりも高い太陽高度で。

 

風などに比べて太陽の動きは一定でシュミレーションもしやすい、

もっとも取り入れやすい自然エネルギーです。

より暖かく、すずしく、エコロジーに暮らすために、家づくりに取り入れることをお勧めします。

 

 

hiroyuki

色は住む人がもってくる。

  • author: oustam
  • 2018.06.16 Saturday

家づくりにおいて、内装を選ぶというのは、施主様にとって非常に難しい問題です。

ご夫婦間でイメージの統一ができていないと、色選びで夫婦喧嘩なんてことも、むかーし、ハウスメーカーに勤めていた時に結構体験しました。

ちなみに、内装というのは、床、かべ、天井などの仕上がりのことです。

材料は木を使うか、タイルか、壁紙、ぬりかべ、塗装などのどういったもので完成させるか、そして、どんな色を使うか、楽しいところですが悩みどころでもあります。

 

もちろん、材料については、プロが施主さまの暮らしのご要望に合わせて、適材適所ご提案してくれますが、皆さん悩まれるのは色です。つい、せっかくなのでと色や素材を使いたくなるのですが、そんな時はこの言葉を思い出してください。

 

「色は、住む人が持ってくる。」

 

これは、オーストリアの建築家ヘルマンカウフマンが先日来日した際に、話していたのですが、

住宅はあくまでも箱でしかなく、人が暮らす場所。暮らすにあたり、家具やインテリアを住む人が持ち込んだ時を考えてシンプルに作っておきなさい。という事でした。

 

テーブル、チェア、本、家電、写真、絵画、日用品、家電など、住み始めると様々な色が入ってきます。

悩んだらシンプルにしてみるのはいかがでしょう。

 

ちなみに、完成前、できれば打合せ段階で、リビングやダイニングに入れる予定の家具を決めておくと、違和感のない空間づくりが可能です。特にテーブル類は空間のなかで、意外と大きな面積を占めるので重要ですね。

オースタムでも家具打合せと称して、地元の素敵な家具屋さんを一緒にまわって、家具決めもしています。

 

 

写真は私の自宅。持ち込んだもので色が増えまくった場合の一例です。

 

 

hiroyuki

家づくりで知っておくべき値=ものさし

  • author: oustam
  • 2018.06.07 Thursday

家づくりにおいて、必ず知っておくべき「値」が3つあります。

 

3つともココチヨイ暮らしに必要なものです。

しかし、家の形や大きさ、作り方によって変わってしまうため、基準となる値を知っておかないと、比較になりません。

単位をものさしとして、スケールをそろえるからこそ、違いが見えてきます。

これからお話する3つの値について、お施主様にお引き渡している家が平均的にどの数値なのか、建築会社から聞きだしておく必要があります。

 

 

まず一つ目は、Ua値(ユーエーチ)。外皮熱貫流率。

いきなりハードル上げてゴメンナサイ。このUa値、断熱性能とも言い換えてOKです。数字が小さいほど断熱性能が高いです。

Ua値0.6よりもUa値0.5の方が断熱性能が高いということです。

では、基準値ですが、近年、断熱性能をしっかり考えている建築会社は断熱の基準を検討するときにHEAT20(ヒートニジュウ)という性能レベルをで検討することが多くなりました。

HEAT20、宇都宮の場合、最低限のレベルでUa値0.48です。快適に暮らすためにはまずはここを目指しましょう。

 

二つ目は、C値(シーチ)。気密性能です。数字が低い方が気密性能が高いです。

断熱性能が高くても、気密性能が低いと空気循環がうまくいかないばかりか、壁の中の結露など、建物の耐久性に影響をきたします。

必ず全棟引渡し前に気密測定を行っている建築会社を選びましょう。

ちなみに、最低でもC値1.0よりも小さくないと、換気がうまくいきません。欲を言えばC値0.5以下が理想です。

 

三つ目は、電気代(デンキダイ)です。

「建ててもいないのに、電気代を確認?」と思われるかもしれませんが、近年、シミュレーションソフトが発達していて、Ua値、C値等の数値から、年間の電気代まで算出が可能です。1棟1棟、大きさ、間取り、方角によって個別に年間電気代の概算が事前にわかります。その時は必ず全館空調でシュミレーションです。以前のブログで書いた通り、各室冷暖房は建物の劣化を早めます。と言うか、各邸個別の電気代シュミレーションをしている位のレベルの建築会社の場合、総合的に勘案して全館空調以外では考えていないはずです。

 

もちろん、この3つの他にもポイントになる値はありますが、

まずは3つだけ覚えて帰ってください。

 

断熱=Ua値

気密=C値

年間電気代=円

 

この3つの値を1棟1棟、具体的に出しているか、モデルハウス数値ではなく、実際にお引渡ししている建物の数値で確認することが大事な一歩です。

 

 

hiroyuki

 

 

 

電気代、昨年と比べたことはありますか?

  • author: oustam
  • 2018.05.31 Thursday

先日、自宅の電気代の比較をしました。

 

私の自宅はオール電化。全館冷暖房で過ごしています。太陽光発電は全量売電しているので、電力会社からの請求には影響しません。

電気使用量を昨年と比較すると、全体で1%の増でした。冷暖房、給湯ともに電気で行っているわけですから、ライフスタイルの大幅な変化がない限りは、大きな増減は考えにくいです。1%というのはほとんど誤差の範囲ですよね。

 

では一方、電気代はというと、18%の増額でした。1年間で18%…こいつは大きな差です。

 

 

実際に詳細を見てみると、電気代そのものも上がっているのですが、目に見えて高くなっているのが、「再エネ賦課金」です。

電力会社から毎月来ている明細をよく見てみると、大きく分けて4種類の請求に分かれているのがわかります。
ヾ靄槊繕癲ΑΑΕ廛薀鵑箏戚鵐▲鵐撻⊃瑤砲茲蠏茲泙襦
電力量料金・・・電気使用量により従量課金。オール電化の場合、時間帯でも料金が変わる。
G確祖汗鞍顱ΑΑΩ玉の価格により上下する部分。中東の情勢で上がったり下がったり。
ず得顕椎愁┘優襯ー発電促進賦課金(再エネ賦課金) ← これが右肩上がりに価格上昇しています。
再エネ賦課金とは、太陽光発電等の発電の固定買取制度の費用負担を電気利用者に上乗せして請求する制度です。
太陽光発電から発電された電気を電力会社は買取しなければならないと決められてしまったため、費用負担を軽減するために設けられた措置のようです。
それでも太陽光発電はどんどん設置され続け、賦課金の額は大きくなり続けています。
もちろん電力量料金そのもの、高くなってきています。
電気だけでなく、ガス、灯油、すべてのエネルギーの価格は上昇傾向にあります。
長期的にこれが下向くことはないでしょう。
家づくりを考えたとき、家の燃費を考えることはとっても大事になります。
建築会社に相談する際は、「おたくの家の燃費はどのくらい?」と聞いてみましょう。
これ、とっても大事なことです。
hiroyuki

夏も温度差が結露を・・・

  • author: oustam
  • 2018.05.24 Thursday

結露というと、冬のイメージがありますよね。

窓ガラスにびっしり付く水滴。ほとんどの方は嫌いですよね。

 

あの結露、実は夏場に見えないところで起こるんです。

結露は湿気をもつ空気が冷やされると発生します。

氷の入ったグラスの表面に水滴がつくのと同じですね。

 

 

夏は湿度が高くなります。この空気が冷やされたら、水滴ができます。

 

家の場合、暑い部屋と涼しい部屋があるだけで、壁の中の結露の原因になってしまうんです。

夏に、人のいるリビングだけエアコンをつけて、隣の部屋は暑いままなんてよくある状況です。

多くが断熱性の低い家。個室冷房です。するとどうでしょう。

 

室温が33℃のところ、エアコンで26度まで室温を下げたとします。

蒸し暑い日で、湿度が65%あったとすると、その時点で、隣の部屋との間に結露が生じます。

 

外壁に接する面はより、外の温度の影響を受けるため、より顕著に結露をおこしやすくなります。

家の北側の外壁に押入れの布団の層がわかるような結露をしている家を今でも見かけます。

これも断熱不足が原因です。

 

結露を起こすと、カビ、ダニ、腐朽菌が増加し、長期的な視野でみると構造材の腐食やアレルゲンの増加など、家にも住まう人にも悪影響を及ぼすことになります。

 

慶應義塾大学の伊香賀教授や東京大学名誉教授の村上教授の調べでは、100万円の住宅断熱への投資は、光熱費削減、健康維持増進の両面から考慮した場合、16年で回収できるとの研究結果も出ています。

ここにさらに、先々の住宅補修費用も考慮した場合、投資回収年数はさらに短くなると考えられます。

 

16年以上その家に住むつもりであれば、気密・断熱に初期投資しないと、損をすることになってしまうんです。

 

部屋と部屋の間に温度差をつくらないことで、住む人も、家も、省コストで健康的にいられる家づくりをしましょう。

 

 

hiroyuki

 

 

冷房が苦手な人向けの夏の暮らし。

  • author: oustam
  • 2018.05.17 Thursday

 

 

前回、冷房が苦手な女性の話をしました。

 

そんな方は、夏、窓を開けて暮らせばいいのでしょうか。

 

実際にいろんな方の話を聞くと、「冷えすぎるのが嫌なのであって、暑いのも、湿度が高いのも本当は嫌。」というお声は多いです。

そうですよね、避暑地のように外の温度が適度でカラッとした風が吹く場所なんて、私の住む宇都宮近辺では、皆無に等しいです。

住宅密集地ほど、風が抜けにくく、窓を開ければムッとした空気が室内に入り込みます。

 

普段開け放っていた窓を閉めて、急に冷房をかけると、急激な冷風が身体を一気に冷やす上に、室内の湿度の高い空気が冷やされて結露の原因となります。身体にも建物にも負担をかけてしまいます。

 

では、これから家づくりをする冷房が苦手な方は、夏の不快を我慢するしかないのでしょうか。

 

実は大きく2つのことに注意した家づくりをすれば大丈夫です。

 

まず一つは、エアコンの設置位置。

エアコンの冷風が身体に当たる位置にあってはいけません。直接から身体に当たらないようにしながら、建物全体を冷やしていく必要があります。建物そのものが冷えれば、室内冷風でを必要以上に冷やさなくてもよくなりますので、寒く感じにくくなります。

輻射暖房と考え方は一緒ですね。そのため、建物の基本性能としての、気密性・断熱性が必要となります。

宇都宮近郊で最低でも、断熱性能(外皮平均熱貫流率)UA値 0.56 程度 

気密性能 C値 1.0以下 は欲しいところです。

建物性能が高い方が冷えすぎないなんて、面白いですよね。

 

そしてもう一つ大事なのが、湿度管理です。

夏の蒸し暑さの最大の原因は、「湿度」です。いかにしてこの湿度を排除するかがポイントになります。

日本の夏に比べて、ハワイの夏は心地よいといわれます。

その理由は、湿度にあります。

平均気温は1℃ほど東京が高い程度ですが、東京の2016年の7月、8月の平均湿度を調べてみると、それぞれ80%近いのですが、ホノルルは65%前後のようです。

つまり、家の中の湿度を下げることができれば、室温を下げず過ぎず、涼しい環境を作ることができます。

除湿器など機械を使う、シリカゲルや珪藻土などの材料使う、合わせたハイブリッドにするなど、こちらも建築業者がしっかりと仕組を練り上げていないと、簡単に湿度管理はできません。

気密・断熱性能のように、大きく表示していることが少ないので、相談する際に必ず、

「夏の湿度対策はどうしていますか?」と聞く必要があるでしょう。

 

大きくこの2点をクリアしていることは重要です。

 

ちょっとだけ難しい話ですが、一生住み続ける家のこと。

建築会社にポイントを質問できるようにしておきましょうね。

 

 

hiroyuki

 

 

 

女性は冷房がキライ?

  • author: oustam
  • 2018.05.12 Saturday

 

全館冷房の話をするときに、多くの女性のお客様から、

「エアコンは好きじゃないの。」というご意見をいただきます。

女性は夏も寒さとの戦いですよね。

 

一般に女性は男性に比べて体感温度が低いため、寒く感じてしまう事が多いです。

特にエアコンの冷房の場合、壁に設置されたエアコン室内機からキンキンに冷えた風が体に直接降りかかってきます。

冷たい風が体温を奪う様はまさに「木枯らし方式(仮名)」と言えるでしょう。

さらに冷たい空気は足元に溜まり、冷え症の方にはつらい環境となります。

 

にもかかわらず、多くの住宅設計では冷房の風が直接身体に当たる方式をとっています。

住宅設計者の多くが男性のためか、無頓着であることが多いです。

 

実のところ、私が自宅を建築する際、1級建築士である妻から、

「冷房好きじゃないから、夏は窓を開けて暮らす!」との宣言を受けていました。

 

自宅建築が完了して早5年、どうなったかというと・・・

 

 

夏はエアコンつけっぱなしです。まったく不快ではないとのこと。

 

というのも、自宅の場合、エアコンは部屋の壁についていません。

吹出し口は天井裏、冷たい風は壁の中を通します。

こうすると、洞窟に入るようなヒンヤリ感になります。

この「洞窟方式(仮名)」になると、風は吹きませんので、体温も奪われにくくなります。

 

女性にオススメの住宅冷房は、

人を冷やすのではなく、壁や床、天井を冷やしてあげる方法が最適です。

 

 

次回はさらに「洞窟方式(仮名)」のポイントと体感温度のおさらいについて。

 

 

hiroyuki

ZEHビルダーとは。

  • author: oustam
  • 2018.04.28 Saturday

もう4月が終わりますね。ゴールデンウィークの予定は決まりましたか?

 

この4月末、具体的には4/27締切で、高性能住宅を建てている建築会社は、ひとつの届出を出しています。

それは、「ZEHビルダー実績報告」です。

 

一昨年前より、ZEH(ゼロ・エネルギーハウス)ビルダーは登録制となり、この登録を受けないと、

 

こんな公式ロゴ使用ができない他、ZEH関連の補助金を申請できないということで、多くの建築会社が登録をしました。

そして、毎年この時期に目標と実績をZEH関連社団法人に報告するとともに、HP等で公開する義務があります。

 

オースタムも昨年度の実績(ZEH割合)を下記にて公開しています。

■平成17年度 ZEH普及目標及び実績報告

 

では、ゼロエネルギー住宅を建てることを検討する時に、このZEHビルダーのマークだけを目印に・・という訳には行きません。

 

現在、ZEHビルダーに登録している会社は、上記社団法人のHPで検索すると、実に「6487社」。

昨年の報告によると、その中でも、実際にZEHを建築した実績があるのは4割だけなんだそうです。

 

太陽光発電をたくさん設置すればゼロエネルギーになるはずなのにナゼ?と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そもそもZEHとは、建物の高断熱化及び省エネルギー住宅設備を使用することで、住宅の総エネルギー消費量の減少をはかり、その上で太陽光発電設備等を設置して、正味のエネルギー消費量をプラスマイナスゼロにするという考え方になります。

 

具体的に宇都宮市では、

‖斥杆発電なしで、エネルギー消費量を20%マイナスする。

建物の断熱性能を Ua値 0.60 以下にする。

その上で太陽光発電を設置して一次エネルギー消費量をゼロ以下にする。

という流れです。

 

上記△涼杷性能の基準を満たせないケースが多いのででしょうか。

 

ちなみに本年度は、ZEH+という基準が追加となり、補助対象となる事が決まっています。

。横機鵐泪ぅ淵

■妝畸諭0.40以下(宇都宮)

0貅.┘優璽躇焚

加えてぃ硲釘唯(エネルギーマネジメント)の設置

 

この、Ua値 0.40というのはHEAT20 G2グレードというレベルに合わせてあるんですね。

この辺りは、別の回で。

 

ということで、ZEHは太陽光を設置すればいい訳ではありません。

建築会社に相談する場合、しっかりと実績の確認をしましょう。

 

 

hiroyuki

 

 

断熱・気密性能は、快適な暮らしには必要不可欠の住宅性能です。

 

 

 

 

より風通しのイイ家をつくるために。

  • author: oustam
  • 2018.04.20 Friday

一気に初夏の陽気になった今日この頃。

温度も湿度も丁度良イイ季節なので、窓を開けて風を通すと気持ちいいですね。

 

 

今回は風通しのイイ家をつくる為のポイントをご紹介。

 

まず、基本的には卓越風という、その地域のその季節に吹く風の向きを考えて窓を配置します。

4月の宇都宮(7時から22時)ですと、日中は、

南南東側からの風が一番多く12%、次いで北北東からの風が11%というデータがあります。

(建築環境・省エネルギー機構ホームページより)

これが5月になると、南からが14%、次いで南南東が13%と時期ごとに変化していきます。

窓を開けることを想定する時期に合わせた窓配置というのが一般的に云われるセオリーです。

 

ただ、この考え方は周りに建物があると一変します。

東京大学準教授の前真之先生も著書にて書いているのですが、

「風は気まぐれ、隣に建物ひとつ建てば風向きは想定外に」なります。

ましてや、住宅地となれば密集した建物が風向きを狂わせます。

その為、全方位的に窓を配置し、室内での風の入り口、出口をしっかりつくることが大事です。

 

さらに、室内の熱を排気する事を考えると、1階の大きな窓から風をとり入れ、吹抜けなどを通して2階の窓から自然排気する方法も有効です。ご存知の通り、暖まった空気は自然と上に上がります。高い位置から排熱を計画できるとよりエコです。

もちろん、吹抜けなどの空間を作る際は、冬の暖房を考えて気密断熱への配慮を必ず検討してくださいね。

 

ということで、風通しのイイ家をつくるには、

〜簡位的な採風窓

風の入り口出口

9發気鮖箸辰深然換気

 

がポイントです。

 

ただし、風はきまぐれ。周囲の建物状況によって、風が欲しい春や秋の時期に採風が期待できない事も想定されます。

また、、真夏については、窓を開けると風と同時に暮らしを不快にする「湿気」を室内に呼び込むことになります。風を通しても不快指数が高くなる地域の方が多いです。採風しなくても快適に暮らせる住宅性能を持たせておくことは、宇都宮近郊では必須です。

採風の中心は春・秋と考えておきましょう。

 

 

hiroyuki

 

花粉症と家とアレルギーと。

  • author: oustam
  • 2018.03.24 Saturday

杉花粉も最盛期。例年、ちょっと鼻が詰まったり、ムズムズしたり、程度の私も、今年はクシャミ、目のかゆみが出るほど。かなり多いですね。重度の花粉症の方は、本当に大変ですよね。

 

 

この季節は、風も強く窓ガラスの周りに外から入ったと思われる砂埃が、溜まっていたりしませんか?

すき間の多い住まいだと、外からのホコリが室内に入ってきます。花粉症の方にはたまったものではありません。

すき間の大きさは、気密性で考える事ができます。現わす数値は『C値』。

花粉症の人はC値1.0以下の高気密住宅を検討してください。

 

また、シックハウス対策を目的とした24時間換気。これも種類によっては花粉症の方を困らせます。

24時間換気の中でも一般的な『第3種換気』と云われるもの。こちらの多くは各部屋に給気口を付けるケースが主流です。

外からの空気が入ってくる場所が各部屋にあるということは・・・

メンテナンスでは、そのすべてのフィルターを掃除しなければいけませんのでその時・・・

花粉症の方は『第1種換気』という給気口が1か所のでフィルターも1か所のものを選ぶ方が良いでしょう。

 

花粉症を発症している方のお話を聞くと多くの方が、アレルギー性鼻炎を併発していらっしゃいます。

アレルギー性鼻炎の原因はハウスダスト。ハウスダスト=カビ・ダニです。

住まいの中でカビ・ダニが発生する大きな原因は、結露です。これは建物の断熱不足や換気不足、調湿不足から発生します。

 

実はアレルギーが原因の病気を改善させるも悪化させるも、暮らしの環境です。

 

もちろん、高気密住宅を建てたからと言っても、花粉が入って来ない訳ではありません。人が出入りすれば一緒に入りますし、服にもついてきますし、カビのない無菌室のような住宅もありません。

 

しかし、毎日疲れた身体を休めるための『家』ですから、出来るだけゆっくり休める場所にしたいですよね。

 

こんな話をしているもの、昨日花粉症のオーナ―様宅にお伺いした時に、

オースタムの建物に引っ越す前は、花粉症とアレルギー性鼻炎で就寝前、ひきつるような咳で恐ろしく寝つきが悪かったのが改善されたとのお言葉をいただいたからなんです。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎を『家』で完全に治すことはできません。しかし、改善のお手伝いはできるんです。

特にお子さんのアレルギーが心配な方は、自然素材などの単体としての『素材』も需要ですが、それを含めた、全体としての『建物の住環境性能』はより重要になります。

 

 

長くなったので、今日はココまで。

 

 

oustam 鈴木博之