テレビに出るにあたり感じた事を。

先日出演させて頂いたテレビ番組放送後、お客様、オーナー様、協力業者、親族、友人、

 

本当にたくさんの方に、「テレビみたよ!!(笑)」の報告を頂きました。

 

不肖な私が、たまたま出演ことになったにも関わらず、多くの方に喜んで頂けたこと、本当に嬉しく思います。

 

この場を借りて、お礼申し上げます。

 

 

 

 

さて、実のところ、今回テレビに出るにあたっては、もろ手を挙げて喜んいた訳ではありません。

その辺のことを、ちょっと書いてみたいと思います。

 

今回のテレビ出演については、本当に降って湧いたような話で、特に何かコネクションを使ったものではありません。

 

当然、オースタムでお金を出した広告でもありません。

 

放送できそうな建物を探していたところに、偶然目に留まったという感じ。

 

プロフェッショナルが作ってくれるので、生活感のある家を美しく撮ってくれることは間違いないのですが、

15分という短い時間で、さらにバラエティ番組という性質上、どこまで伝える事ができるか、誤った印象や情報が伝わらないか不安が大きいものでした。

 

イチ住まい手としての出演ですが、作り手でもあるため、その意味では、誤解が最も恐れるところなのです。

 

映像は途中で確認がある訳ではありませんので、最終的にどのような映像・編集になるのか、まったくわかりません。

 

ディレクターのSさんは、もともと暖かい暮らしという部分に注目してくれたので、その部分をしっかりと切り取りたいという事で、ロケハンでは、時間をかけて、家の特徴を真摯に事細かく確認してくれました。それでもお会いしたのは、電話数回とロケハン、撮影時のみ。実際に放送になるまでは、やはり不安が大きかった事も事実です。

 

頭の中では、アノ言い方まずかったかな?とか、アノ部分だけ切り取られたら、変な意味になっちゃうなとか、結構グルグルしてました。

 

結果的にはある程度は杞憂で、15分という時間の中で、とても素敵に仕上げて頂けたと思います。

 

栃木県のヒートショックリスクが極めて高いという事実を啓蒙するというのも、オースタムが年始に掲げた使命のひとつ。

それをしっかり解説付きで放送してくれました。

 

ディレクターのSさんにはホント感謝です。

 

 

それでも、私としては、画面映えするという理由から、空気循環の為の24時間換気のみのお話になってしまった事を、あらためてこの場で訂正しておかないと・・と思ってしまうのです。

 

実は今日、県外の方から循環の仕組みについてのご相談を頂きました。

 

「あの機械つければ、あったかくなるんかい?」

 

もちろん答えはNoです。

 

換気があるから暖かいのではなく、気密・断熱がしっかり施工できているから、はじめて空気を循環して、暖かさを一定にできているんです。

 

だから、放送で話したシステムを付ける事が重要なのではありませんし、あの装置を見様見真似しても絶対にうまく行くものではありません。

 

気密、断熱、温度、湿度、空気循環、構造、機器選定、素材選定、その要素が絡み合っています。

 

金額についても、注釈いっぱいつけたいです。

 

 

今回のことで、カメラを前に不特定多数に話すことの大変さを実感しました。

 

やはり、見学会は予約制で、一組ずつ、目を見て、そのご家族のためにお話したいですね。


また、オースタムは小さな家族経営の工務店。

 

栃木県から遠く離れた地での、施工はできません。

 

ご承知おき頂ければ幸いです。

 

 

それにしても、本当におもしろい体験でした。

 

これを糧に、また見学会やります。

 

興奮も冷めやらぬまま、テレビに出ていた私の自宅の体感見学会を開催します。

 

『わたしのTシャツの家「晩冬の体感」OPENHOUSE』(予約制)

 

3家族限定ですので、ご予約はお早めに。

 

 

 

 

hiroyuki

 

ファッショントレンドと住まいと。(徒然なるままに)

 

 

(※かなり徒然なるままに書いています。結論を求めない方のみお読み進めてください。)

 

近年、アパレルやファッションのニュースを見ていると大きな2極化が進んでいることを感じます。

 

ひとつは、ジャパニーズブランドの代名詞となったユニクロやGUや海外勢H&Mを筆頭とする、ローコストファッション。

いわゆるファストファッション。

 

もうひとつは、美意識と素材を厳選したハイファッション。

オートクチュールやプレタポルテを行う俗に言うブランドものや、有名セレクトショップも大きく分けるとコッチかな。

 

どちらのベクトルも以前からあったものですが、特にファストファッションが大手ブランド化したことで顕在化して大型化した印象がありますよね。ファストファッションという言葉が浸透したことも要因かもしれません。ユニクロなんてもう国民ブランドですから、一枚も持っていないなんて人はほぼいないのではないのでは。

 

とは言え、ファストファッションについては、服を消費するスピードが早いので、環境負荷の問題や、途上国への低賃金での労働搾取など国際的な問題も併せて大きく顕在化してきています。

 

翻って、高級なブランドも大きな変化が出てきています。

多くのブランド高級オーダーメイドであるオートクチュールよりもプレタポルテ(高級既製服)を重視しつつある風潮が強くなっていて、結果として、かなり実用性を意識したモノを取り入れ始めました。

 

具体的に言うと、ゴアテックス(透湿防水素材)など、これまでアウトドアギアとして使われてた素材が多用されたり、

ルイヴィトンとナイキやアディダス等のスポーツブランドがコラボレーションしたり、もちろん超高級ブランドとアウトドアブランドのコラボレーションも多々あります。もちろん私自身、買える程の身分ではありませんが、実用性が飛躍的に上がっているのは確かでしょう。(賛否もあるようですが...)

 

 

さて、住宅はと言えば、やはり同じような現象が起こっています。

 

ローコスト住宅という言葉が一般的に使われるようになり、また、ローコスト住宅を扱う建築会社が大型化することにより、顕在化してきました。特にタマホームというローコスト(実際は違うけれど)住宅会社のCM戦略はスゴかったですよね。価格を重視した住宅の選択というのがより顕著になったのではないでしょうか。どこまで入っているのかよくわからない坪単価戦争が

激かしたのも、このあたりの理由からでしょうか。

 

翻って、オーダーメイド側というと、近年、一部の設計士や工務店を中心に快適・健康を注視した住宅家づくりが注目されるようになりました。

それまでの家の見た目や素材だけでなく、エビデンスをもとにした快適性能や耐震性能などへの高性能化は、温暖化や自然災害の影響も色濃く反映されているように思います。

また、パターンオーダー化した建築会社が増えたこともアパレルと似ています。

 

実は、どちらも似たような問題を抱えてはいますが、

服も住宅も大きな二極化の流れがあることは明らかです。

 

 

とは言っても、服と家、両者には大きな違いがあります。

 

もっとも大きな違いは、健康に直結するか否かという事。

 

これまでもブログに書いてきた通り、家の場合、冬季の室温によって、健康を損なう、更に死ぬことすらあります。

お風呂や、トイレに入ったり、服を脱がなくてはならないシーンすらあるのですから。

家は服の外側の環境そのものです。

 

加えて、家は服のように、刻々と変わる外部の状況にリアルタイムで対応できないんです。

簡単に重ね着模できなければ、薄手に着替えることもできません。

 

「家も上着着せられたらいいのに。」

そう思ってしまったときには、断熱リフォームするしかない訳です。

 

だから、対処できるレベルのモノを用意する必要が出てきてしまいます。

 

そこが大きな違い。

 

大きな流れや方向性は似ていても、やっぱり大きく別物ですね。

 

生活の基本は、衣・食・住の3つとは言え、農耕民族として定住という道を選んだ時から、「住」のウェイトが大きくなっているように思います。などとフワフワ考えてみる日。

 

衣と住と、今日は徒然なるままに。

 

 

 

 

 

hiroyuki

 

 

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